祝!高校合格おめでとう!Nさん
あの小さかったあなたと一緒に高校合格を祝える日がくるとは!
今日は、そんな嬉しい気持ちと最初にあったあの日を思い出しながら書きました。
「何も変わっていないように見えるのに、
ある日ふっと外に出た」
これは、フリースクール地球子屋で
よく見られる変化の形です。
そしてそれは、不登校の子どもにとって
みれば大きな変化である、というお話を
今日はお伝えしたいと思います。
フリースクール地球子屋が、ご相談の中で、
そして実際フリースクールに通う子ども
たちを見てきた中で、不登校の子どもたち
には回復の5段階がある、と気づきました。
第一段階:健康度を把握するということです。
不登校の子どもの多くは、学校という環境に
対して、上手く適応ができないないので、あらゆる
面でストレスを感じているものです。
何に対してストレスを感じたり、
それらが積み重なって「疲労」となっているかは
一人ひとり違います。
そしてもしかすると本当に病気によって、ダルかったり
痛みを感じたりしているのかもしれません。
ですからご家族のみなさんが、まずしなければ
ならないのは、その子どもの健康度を把握する
ことなのです。
第二段階:子どもにとって安全で安心できる環境を整える
ということです。
自律神経に対する新しい知見、それが「ポリヴィーガル理論」
と呼ばれるものです。詳しくは、また違い機会に紹介します。
簡単に言えば、危険と感じたとき、最初は逃走/闘争反応を
示します。それで対応できない場合は、不動化という命を守る
モードへ移行します。
逆に安全な環境に身を置くことで社会交流モードとなり、
リラックスし、安心感を得て人とのコミュニケーションが
とれるようになります。
第一段階で健康度を把握できたら、次にご家族ができることは
家の中を安全な環境に整えることです。
そうすることで、不動化モードから社会交流モードとなります。
そして蓄積した疲労が自己治癒されていくのです。
ここまではご家庭内で主にできることになります。
そして家庭内で普通に生活ができるようになって、はじめて
家庭以外の居場所の必要性が出てくるのです。
今日の話は、まさにこの第二段階から第三段階へうつる
その瞬間をとらえた出来事ととらえる必要があります。
ちなみに
第三段階は、子どもの気持ちを理解する です。
話を戻しましょう。
不登校となり、外に出ることが怖く感じた、あるいは
外に出る理由がなくなったのかもしれません。
ずっとご家族はその子どもを観てきている。
毎日、起きて、食べて、寝て、おそらくゲームや動画、
SNSなんかにかなりの時間を費やしたり、好きなことに
没頭したりしているかもしれません。
その繰り返し。
何も子どもに大きな変化などないように思えてしまう。
そんなある日、ふらっとコンビニや公園や、あるいは
買物なんかについてきてくれたり、ごく短時間かも
しれませんがふっと外に出る。
それは、大人であるご家族にとっては、
目の前で起きていることは、
大きな行動の変化ではありません。
でも、よくよく思い出してみると、、、
・家での会話が少し減る
・学校の話題を出さなくなる
・「どうする?」と聞かなくなる
こうした家庭の空気の変化が
先に起きることが多くあります。
神経科学の分野では、
人が安全で安心を感じられる状態では、
行動を選ぶ余地が広がると考えられています。
逆に、緊張が高い状態では、
新しい一歩を踏み出しにくくなります。
ある子どもは、こう話しました。
「家で、何か言われるかもって思わなくなったら、
外のことも考えられるようになった」
これは、家庭が“充電できる場所”に戻った瞬間とも言えます。
保護者が意図的に空気を変えようとしなくても、
判断を急がない姿勢そのものが、
家庭の緊張を下げることがあります。
行動の変化が見えなくても、
回復が進んでいないとは限りません。
回復の順番を整理する相談もあります。
ご相談は、
不登校・ひきこもり相談支援センター
(フリースクール地球子屋)へお願いします
ラインで連絡もできます。






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