子どもたちを元気に!

ようこそ!地球子屋(不登校ひきこもり相談支援センター)へ ここは、ご家族とともに子どもの育ちについて一緒に考え、子どもを支援していくところです!

学校に行けない・行かない子ども(長期欠席、不登校)の対応を1996年以来、ずっと子ども視点に立って支援をしてきました。

ご家族の中には、我が子が今後どうなってしまうのかと大きな不安や心配をお持ちのことと思います。

学校に行けない・行かない子どもにも様々な背景があります。ですから1人ひとりの子どもに向き合う必要があります。しかし長年にわたり子どもを支援してきた経験で、どうして子どもたちがフリースクールに来ると元気になるのか、あるいはなぜフリースクールが必要なのかを説明することは困難でした。様々な研究論文や理論を読み漁り、近年になってようやく不登校の子どもに共通することや対応の原理原則があることが分かりました。

〇不登校になることは、その大部分は学校が「安全ではない」と直感したから

不登校になると多くの子どもが心身に何らか症状が現れます。多くは、頭痛、腹痛、食欲不振、不眠などです。病院では、それぞれの症状に対して原因をみつけ治療を試みるのですが、何ら原因が見つけられない場合、自律神経の乱れと言われることが多いようです。自律神経に対してアップデートされていなければ、生活リズムを整える、早寝早起き、朝日を浴びるなど言われて終わりとなります。

ポージェス博士の多重迷走神経理論(ポリヴィーガル理論)は、進化的に爬虫類までの生き物が命の危機となったとき「不動化」(仮死状態)する背側迷走神経系、危険を察知した時に「闘争/逃走反応」として発達した交感神経系、哺乳類が獲得した「安全で社会的な交流」を促進する腹側迷走神経系の3つが常に状態を意識・無意識にかかわらずモニタリングしていることを明らかにしました。(以前は、自律神経は、交感神経と副交感神経がスイッチのように入れ替わると言われていました)セリエ博士のストレス理論は、神経伝達物質の面からストレス反応を説明していましたが、過度なストレスがかかると「疲憊期」といって動けなくなるほどの疲労困憊になることは知られていました。

この2人の博士が言わんとしているのは、頭で考えるより先に心身が学校生活に対して、「安全ではない、命の危険がある」「過度がストレスがある」と自律神経が自分の意思とは関係なく直観的に判断しているからこそ学校へ行けない・行かないという行動につながっているのです。

〇背側迷走神経系の「不動化」から「うつ病」へ

うつ病になぜなるのか、そのメカニズムは疲労研究の第一人者である近藤一博博士によって明らかになりました。少し複雑ですが、疲労が溜まると口の周りいヘルペスが出る人がいます。宿主が疲労で弱るとヘルペスウィルスは宿主から他の宿主に移ろうとするのです。ヘルペスが鼻腔まで来たときに、再感染するのですがその時にSITH-1というたんぱく質が作られ、ヘルペスに感染した細胞ごと破壊する指令を出そうとします。人体にとってそれは自分を守る防御システムなのです。破壊された細胞が嗅球細胞で嗅覚障害を引き起こすことで、うつ病が発症するのです。

学校に行けなくなった子どもに、学校に行きなさい、甘えるな、怠惰なだけだ、などとストレスを与え続けると不登校は長期化することが分かっています。命を守るために「不動化」状態になっている中で、さらに頑張らせようと周りが追い込むと疲労がどんどん溜まっていき、ヘルペスウィルスが活性化してしまうのです。

これまで教育業界でさんざん言われてきた不登校の理由は大きく2つ。「子どもの特性である」、「親の育て方が悪いせいである」という主張は全く的外れであり、子どももご家族も悩みや苦しさといった二次被害を受けただけなのです。

〇地球子屋流子育て術 不登校は5段階ある

このような状況を理解すれば、誰かが悪いというような考え方では対応を間違ってしまうということは明白でしょう。

学校へ行けない・行かない(不登校)の子どもにもう一度、意欲を取り戻し将来に向かって動き出すには、第一段階「健康度を把握する」、第二段階「安全・安心な環境で過ごす」、第三段階「子どもの気持ちを理解する(ご家族とのコミュニケーションを再確認する)」のどの段階であるのかを見極める必要があります。※地球子屋では、簡単な質問に答えていただくと簡易的にどの段階か分かるようなワークシートがあります。

第一から第三段階に階段を上るような感じではなく、時間をかけて行ったり来たりするのでおよそ3か月から半年以上かかります。自律神経の「不動化」になったモードはそれだけ影響が大きいのです。そして元気を取り戻していくのですが、だからといって学校へ行きたくなるか、といえばそれは別の問題があるのです。

〇心身が元気になっても、人間の「頭(脳)」があるため単純ではない

家では元気になっても、外に出ようとしない、学校になど行けないと言う子どもがたくさんいます。そもそも危険を感じる学校に戻りたいと思わないのが自然なのです。ですが頭では「学校には行かねばならないもの」という観念が浸透しています。そして葛藤や不安が溢れてくるのです。

ここから心身の生理学的な反応から社会的な反応へと切り替えていかなければなりません。学校に行く/行かないといった価値観を子どももご家族も持ち続ければ、また「不動化」に逆戻りしてしまいます。子どもは自律神経が「危険」と判断しつつも「頭」では「行かなければならない」と矛盾した考えに苦しむことになります。そしてご家族もまた元気なら学校へ行かせるのが親としての責任と思えば思うほど、再登校を促すはずです。なので親子の関係が悪化してしまうのです。

ここで焦ってはいけません。第四段階として「自分の再発見と自分を受け入れる(自分の力を認める)」ということが大切になります。学校に行けていない自分という視点ではなく、もう一度自分を見つめ直すことで、好き/嫌いがある、得意/苦手がある、こんな力があるのだと自分を再発見し、どんな自分であったも自分は自分だと自己受容すること、そしてそんな自分を周りもちゃんと理解してくれていることがとても重要です。それにはご家族や周りの協力が不可欠です。このような考えになっていくことで、自律神経は「安全と社会的交流」を促す腹側迷走神経系が働きだし、自己治癒力がさらに発揮されます。

〇不登校の終わり、それは自己決定して自分に責任をもって行動していくこと

地球子屋では、不登校の終わりは自己決定ができて、自分に責任をもって行動していくことができるようになることと目指しています。結局のところ、学校に行く/行かないはその後の人生に影響するかといえば、全くといっていいほどしないのです。28年間見てきて、大人になった子たちを見ていますから間違いありません。

トランポリンが好きならできるところまでやってみる、ゲームが好きなら(依存にならないように気をつけながら)やってみる、ということそのものが子ども期の真の意味でも学びなのです。学校教育の言葉で言えば、アクティブラーニングであり探求です。ですが学校は時間が細切れですし、どうしても集団生活を基本としているので1人ひとりがそれぞれ探求することは不可能です。

地球子屋は、いろいろな体験をして自己受容ができている子どもに対して、対話をします。第五段階は、「子どもと大人が同じ方向を向いて対話する」のです。大人が価値観を押し付けるわけでもなく、こうしなさいなど子どもに代わって選択ー決定するのではなく、対等に向き合って話し合うことです。一足飛びに対話をしようとしても、子どもたちは慣れていないのでできません。時間をかけて信頼関係を築き、安全な環境の中で、腹側迷走神経系が動き出していることを確認して、対等に話し合うことができるのです。もちろん子どもたちが知らない情報は伝えていきます。しかし自分がどうしたいのかは、子ども自身が決めるということを最重視しています。

このようにして28年間、子どもと向き合ってきて多くの子どもが元気を取り戻し、社会復帰の第1歩を踏み出していきます。それが学校への再登校である場合はとても多いのですが、地球子屋は再登校を目的にしていないのです。また進学校にいったり、一流企業に就職したりする子どもも実際にいるのですが、そのような結果もまた強調しすぎないようにしています。それが「良いこと」のように子どもたちに伝えたくないからです。

こんな言葉があります。三流のコーチは、成績が悪いと選手のせいにする、二流のコーチは、成績が良いと自分の指導力だとアピールする、一流のコーチは、良い悪いに限らず選手自身が成し遂げたと思うようにする というものです。子ども自身に未来を切り開いていく力があると信じていますので、どんな選択でも、どんな結果であってもそれは子ども自身がもつ力なのです。

地球子屋は、子どもたちが元気になり、自分を受け入れていけるように支援しているフリースクールです。今、学校に行けない・行かない子どもたちに何ができるか真剣に考えています。

私たちは経験と科学的な知見に基づいて不登校の対応の原理原則をお伝えしています。フリースクール地球子屋には、子どもとご家族を相談・支援してきた28年の実績とそこから編み出した地球子屋流子育て術があります。
もし不登校やひきこもりなどで不安や悩みをお持ちの方は、まずは相談や親の会・学習会へ参加されませんか?

詳しくは、不登校学習会のページ

 

 

ご家族の支援ができるのは、同じ経験をしたご家族が一番です。

フリースクール地球子屋は、そんな保護者のみなさんと不登校やひきこもりの専門家が集まっ場所です。

だからこそ「ともに育つ親の会」を毎月1回開催しております。

またより具体的な対応を知りたい場合は、個別相談や家庭訪問相談・支援も行っております。まずは、電話かメールでお問い合わせください。

フリースクール地球子屋 加藤
場所:熊本市中央区上林町3-34 2階
代表携帯080-4286-2999 メール:freeschoolterrakoya@gmail.com

 

フリースクール地球子屋は、子どもの居場所として、元気を取り戻す、人間関係を取り戻す、自信や自尊感情を取り戻すことを最初の目標としているところです!

これまで関わった子どもたちは、20代30代となり社会的に自立しています。継続し実際に子どもたちがどのように大人になっているのか、豊富な実績があることが地球子屋の強みの1つです。また熊本市、日本財団と三者協定を結び活動している、公的な事業でもあります!

フリースクールのような場所に、少なからずご不安をお持ちの保護者もたくさんおられることでしょう。地球子屋は、決して学校へ復帰することを目的にはしておらず、子どもたち自身が考え、選択していく力を育てています。2024年の上半期の子どもの様子をここで紹介したいと思います。

1)高校へ進学し、高校生活を楽しむTさん
約1年間、地球子屋で過ごしたTさんは学校生活をもう一度していきたいという希望をかなえるため高校へ進学しました。高校ではすぐに友だちもできましたし、自分にとって学ぶ意義を感じていたため、学習にもとても意欲的に取り組んでいます。とくに将来に向けて役立つ簿記に興味をいだき、主体的に学びを進めています。アルバイトと両立し、未来に向かって頑張っています。

2)高校へ進学しつつ、地球子屋のフラッグハント活動にも積極的に関わるHさん
約半年、地球子屋で過ごしたTさんは、元気を取り戻して生活リズムが整ってきました。高校は卒業したいという気持ちから進学されましたが、地球子屋のフラッグハント活動には必ず顔を出してくれています。ニュースポーツ「フラッグハント」を熊本に根付かせることに一生懸命に貢献してくれています。このような社会的なつながりを感じることが将来にも役立つと考えています。

3)中学校に通いつつ、地球子屋を活用するNさん
小学校の3,4年生から学校へ通えなくなったNさん。地球子屋にも不定期で通いつつ、友だち関係ができるようになるにつれて通う回数も増えていきました。小学高学年になってからはどうしたらよいかみんなで相談しながら、少しずつ学校にも行けるようになりました。今では地球子屋の中でも年長となっていき他の子どものお世話をするような心優しいお兄さん的な存在です。

4)生活リズムを取り戻し、元気を回復したYさん
どうしても昼夜逆転を繰り返して、体力的にも厳しい状況であったYさん。3年間の関わりを経てようやく生活リズムも整い、元気になってきています。音楽の習い事に関心があり、継続して取り組んでいます。学校生活にも何度か挑戦するほどまでに意欲の高まりを見せてくれてもいます。自分のペースで社会とつながりをもち、少しずつ努力しており、今後も成長した姿を見せてくれることでしょう。

 

○子どもを分断しない。すべての子どもを一人の人間としてまるごと受け入れる地球子屋

令和の時代になり学校へ行っていない子どもへの教育をどうするかという問題は、文部科学省が方針を転換したことで、フリースクールも選択肢の1つとなり選べるようになりました。
学校へ行けない・行かない子どもは小中学生だけで約30万人(本当はすべての子ども)にとって、「選択」という大きな問題をつきつけることになります。

「不登校」という言葉があることによって、学校へ登校する子どもと登校しない子どもという分断が生まれます。フリースクール地球子屋も教育委員会と連携し出席扱いになるようお願いしています。

しかしそれでもなお、不登校の子どもをフリースクールなどを「選択できる子ども」と家にいることで「選択できない子ども」のように子どもを分断することになってしまいます。もちろん選べること、出席扱いになることなど教育政策としてはよりよい方向へ向かっているのですが、常に子どもの視点を考える私たちとしては複雑な思いがあります。

私たちの社会には、ひきこもる人(子どもから大人まで)が100万人以上もいるのです。
このことから、学校へ行ったからといって本当に人生を豊かにしてくれるというのは幻想だとはっきりわかります。私たちの社会には、社会とのつながりや人との関わりを絶たなければならない人がたくさんいるのです。
つまりひきこもらざるを得ない社会の中にこそ問題があるのではないでしょうか。そして社会の一部である学校も例外ではありません。子どもの「不登校」という問題は、よく考えていくと社会や学校や教育の方にこそ真の問題があるのです。

不登校やひきこもりの人に問題があるという考えから転換して、むしろそれを引き起こす私たちの社会にこそ解決すべき問題がたくさんあると考えています。フリースクール地球子屋はそのような仮説をもちつつ、目の前にいる子ども一人ひとりに向き合っています。

○学びが選択できる今 子どもの時期に、何を学び身につける必要があるのか?
社会問題としての不登校よりも、自分の子どものことが心配、どうしたらいいのか?とお考えのご家族も多いことでしょう。
教育を選択できる時代に、フリースクール地球子屋という子どもの居場所・学びの場も大きく進化しました。

子どもの居場所だけではなく、学ぶ場であるときに今の子どもたちは何を学べばよいのでしょうか。

フリースクール地球子屋では、これからの時代に生き残るためには、大きく3つの分野(自分、参加、学び成長する仕組み・感覚)の経験を積むことが大切だと考えています。
・自分の心身が自分をどうつくっているのか。健康自分の心身をベースに好き嫌い、得意不得意に気づく(自尊感情や自己効力感)
・非認知能力(学習では測れない力)と知識・スキルを組み合わせ社会へと参加する経験
・自分の興味関心と他者との関わりの中で「やりたい、役立つことをしてみたい」と将来に向って成長する仕組み

立田山ハイキング学校の成績やテスト結果のための勉強では、やらされ感が強く学ぶ意欲は育ちません。知識そのものは重要ではなくなりました。テストの答案のためだけに暗記する知識は全く無駄です。もちろん、基礎基本は大切です。基礎基本とは、学んだことを自分に合う形にどのように応用ができるということです。学び方を学ぶことこそ、基礎基本です。そして基礎基本を学ぶことは、その意味や意義を見いだしにくいため「何のためにするのか」が子どもには伝わりにくいのです。ですから、時間はかかりますが体験を重視した時間が必要になります。外に出て様々な体験をして初めて好き嫌い/得意不得意に気づくことができます。

なんでも効率重視、コスパ・タイパ重視の世の中です。子どもにも早期教育が効率的と習い事をいくつもしているご家庭も多いでしょう。人生100年時代となり、子どもが一人前の大人になる時間も長くかかるようになりました。家電製品に囲まれ、常にネットにつながり不自由ない環境にいる子どもにとって、どういう人間になっていきたいかなど夢や希望をもつことが難しい時代です。早期教育で「子どもの時間」を奪ってしまうことは結局、大人になりきれない大人をつくるだけです。20代30代になって悩むことになります。

子ども時代には、ゆっくりと様々な体験をして異年齢の子ども同士が交わることが必要です。そのような遊びのような時間こそ「子ども」が子どもとしてやらなければならないことです。すべての子どもに圧倒的にそのような子ども期の体験が不足しています。ですから誰もが、いつ学校に行けない・行かないという状態になるかもしれないのです。

社会とは、様々な人々の集団で構成されています。1980年代までは家族、地域、会社という地縁でつながる社会でした。地域社会の役割は個人重視の流れから分解され、地域で担っていたものは外部サービスに置き換わってしまいました。人と人とのつながりは、ネットの普及もあって自分と同じような考えをもつ人の集まりに変質しています。(同じゲームをしている人同士など)考えや嗜好は心地よいものですが、逆に言えば考え方や嗜好以外の部分は分かり合えないとなるので、人間関係は浅く、部分的になるのです。結果的に、自分を理解してくれる人はいないと感じて孤立感、孤独感を強めることになっています。精神的な疾患が増えている原因といえるでしょう。

社会の中へ参加するとは、ネットだけでなくリアル(現実)の様々な集団に関わることが自立に向けた基礎基本です。自分と全く同じ人はいませんから、分かり合えないことに葛藤をもちながらも対話を続けて、折り合いをつけていくしかありません。残念ながら異年齢の中で対話と続けて折り合いをつけていくスキル(「参加」の力)を学校では教えてくれません。自尊感情や自己効力感を低め、対話ではなく集団圧力を優先する学校生活では難しいということを子ども自身は直観的に気づいています。

自分を自分自身が受け入れる(自己受容)ことによって自尊感情や自己効力感が育ちます。また異年齢の人たちと様々な体験をすることで、社会へ参加する力やスキルを時間をかけて身につけます。このよう土台(基礎基本)が育たなければ、夢や目標を持つことなどできません。さらに付け加えるならば、夢や目標を実現させるには自分を成長させる感覚や仕組みをもたなければ決して実現しないのです。
これが子どもを社会的に自立させることに必要な教育です。社会とは、異年齢で多様な人間関係の中で自分の役割を果たしつつ信頼でつながることです。子どものころからそのような環境で育たなければ必要な力は身につかないでしょう。子どもの自立のためには、その子どもに必要なことを支援する専門機関は必ず必要です。
詳しくは、フリースクール地球子屋の教育ページへ

これまで関わった子どもたちのその後を一部ご紹介します。(2023年度実績)

子ども・若者の成長していくことが何より嬉しいです!

1)中学3年生Oさん
中学2年生から通ってくれたOさんは、自分の価値観や好き嫌いがはっきりしています。学校のどこに不満があるかもしっかり口にできる子どもです。自分の進路もじっくり考えて、考えて、フリースクール地球子屋でも考えるためのツールを紹介してようやく決めてくれました。地球子屋ではものづくりに興味をもってとりくんでくれたOさん。今後は、高校生活を楽しんでほしいと思います。

2)中学3年生Hさん
最初は体調がなかなか安定せずに月数回程度しか来ていませんでしたが、回復してからは好きなイラストや音楽など熱心に取り組んでくれました。Hさんは地球子屋の活動をいくつも提案してくれたり、人間関係をよく考えてくれて行動してくれたり、自分のことだけでなく地球子屋のことを考えてくれる優しい人です。特に小さい子どもたちも数多くいる地球子屋で一緒に遊んであげるなど面倒見のよさを発揮してくれました。1年前から進路に関してよく考えてイベントにもよく参加してくれました。高校生活に憧れもあるようで楽しみにしているようです。

3)中学3年生Yさん
小学校から不登校で、他の人と交わることができなかったYさん。地球子屋までの距離がありましたが毎週あるバドミントンには必ず参加してくれました。そのせいか体力もついてきましたし、バドミントンの技術もメキメキ腕をあげてくれました。全日の高校を受験して、見事に合格して春から通うことになります。

4)中学3年生Mさん
地球子屋に関わるようになって1年と経ってはいませんが、よく通ってくれました。学校ではなかなか馴染めていないようでしたが地球子屋では家のようにリラックスして会話してくれました。地球子屋のいくつかの活動を提案してくれました。音楽や動画の編集が上手く今時の子どもです。年齢の近い子どもが地球子屋にもって来てくれたらいいのにと言ってくれましたが、自分の手で進学を決めてくれて高校で友だちをつくってくれるでしょう。

5)中学3年生Rさん
短い期間でしたが、地球子屋に来てくれ趣味の音楽をたくさん聴かせてくれました。春からは全日の高校へ通って、高校生活を楽しんでくれることを願っています。

6)小学6年生Hさん
昨年、他県から熊本へやってきたHさん。熊本の環境になかなかなじめずに地球子屋へやってきてくれました。元気がなかったHさんですがみるみる元気を回復してくれました。この春から中学校への登校を積極的に考えています。

 

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フリースクール地球子屋は、不登校ひきこもり相談支援センターとしてたくさんの子どもや若者の居場所や学びを提供しています。

今年度より熊本市、熊本県立の学校の場合には、出席にもなることから、より安心して通っていただけます。

フリースクール地球子屋は、一人ひとりの子どもに合った課題設定をして学習の遅れからくる自信喪失をせず、いつでもご本人が望む選択ができるように支援しています。高校進学、大学進学などにも豊富な経験から適切な助言ができます。

ぜひフリースクール地球子屋の利用を考えてみてください。

不登校・ひきこもり相談支援センター(フリースクール地球子屋)


不登校の75%以上の子どもは、自宅で過ごしています。
この25年の間に社会は大きくかわり、ご両親そろって仕事をされていたり、あるいはひとり親家庭が増えていたりと家庭環境は大きく変わっています。
子どもが一人でずっと家にいることになります。当然、時間を持て余してネット動画やスマホゲームなどをずっとすることになります。それが昼夜逆転にもつながっていき、健康度が下がっていきます。

そんな子どもたちを放っておくことは、子どもたち自身にとって成長する機会を失うことになります。外に出かけることができないと思いこんでいる子どもたちもたくさんいます。コロナ禍ではなおのことです。
子どもたちが外に出なくても、オンラインでつながり、少しずつでも学習やコミュニケーション力を育てる方法がフリースクール地球子屋にはあります。ぜひ私たちにお問い合わせください。
不登校・ひきこもりのご相談に応じておりますのでお気軽にメールや電話でお問合せください。

フリースクール地球子屋 代表 加藤 千尋
連絡先 メール:freeschoolterrakoya@gmail.com  電話:080-4286-2999

住所:熊本県熊本市中央区上林町3-34 2F