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親の会

 

「共に育つ親の会」の予定

 「共に育つ親の会」では、子どもについての考え方、親ができること、進学・就職などをテーマとした連続学習会とこれまで続けてきた交流相談を行います。連続学習会は、健康科学、教育の両面から20年以上にわたり子どもと関わりももち続けてきた当法人代表 加藤千尋が行います。堅苦しい講義ではなく、みなさんとともに考える参加型の学習会ですのでお気軽に参加ください。
【予定】毎月1回 第3週 平日 19時~21時 
     開催場所は、ウェルパル1階あいぽーと会議室にて!
 
予定は、トップページのお知らせ欄に掲載しております。
そちらをご覧ください。 

過去の報告

  • 2014年 1月10日(金) 19時~21時 テーマ:不登校の子どもたちと学び
  • 2014年 2月7日(金) 19時~21時 テーマ:不登校とリラクゼーション
  • 2014年 3月7日(金) 19時~21時 テーマ:不登校の子どもと将来の選択
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    場所:フリースクール地球子屋(熊本市中央区国府)

    ※駐車場は国府電停前の熊本ファミリー銀行コインパーキングをご利用ください。そこからは徒歩2~3分でつきますのでご案内いたします。

    2012年度の「共に育つ親の会」の報告

    原則として、毎月第一金曜日19時~21時、熊本市総合体育館・青年会館(砂取小学校前)で行いました。(参加費:無料)

    2013年 1月11日(金)(終了しました。報告はこちら

    2月  1日(金) 終了しました。報告はこちら

    3月  1日(金) 終了しました。報告はこちら

     ☆問合せ 096-385-2930(フリースクール地球子屋事務局まで)

     

     

    「共に育つ親の会」に参加されませんか

    悩みを話してみると、実はうちでもそうなんですと反応があります。同じような神経症状や身体症状が多くの親の会で繰り返し語られてきました。過去には、不登校が精神的身体的疾病として誤解されるということが沢山ありましたし、現在でも治療の対象として扱われるケースはよくあります。

    しかし実際には、神経や身体の症状は、不登校という事態に対する社会や周囲の否定的な見方を背景にした、本人の現状に対する否定や不安から二次的に起こってくる反応であると言われています。また不登校に起因する家庭内の問題や進路の悩みなど、次々と難題が押し寄せます。こんな時いったいどうしたら良いのでしょう?

    いじめ・自殺報道が多く取り上げられるようになってからこちら、学校や行政からも見守っていきましょう、子どもさんに寄り添ってあげてください、という姿勢が強く感じられるようになりました。しかしながら、子どもが起こした学校と距離をとるという行為に、親のほうは準備ができていません。見守ろう、寄り添おうと思っても、毎日の生活の中で出来ることと出来ないことがあって次第に無力感を感じることも多いでしょう。そして子どもが動き出すのを待とうと覚悟ができてからも、この状態がいったいいつまで続くのかと不安感が頭をもたげます。ついつい誰かに解決してほしくてどこかに相談に行こうかとか、やっぱり病気ではと思ってしまったりします。

    でも、他力本願では何も解決しないのです。原因を追究したり過去を分析することもあまり意味がありません。大事なのは「今」であり「これから」です。子どもさんにとってそして自分にとって、より良いこれからを見つけていこうとする時、同じ悩みを持つ人たちや経験者と語り合いながら、ともに考え支えあうことは大変有効です。

    地球子屋では、日々、子どもたちと活動をしていく中で、つくづくご家庭や親御さんの理解や子どもさんへのかかわりが重要であると感じてきました。子どもと親、そして親同士が共に成長していくことを目指して、毎月、「共に育つ親の会」を開きます。数回参加される中で少しずつ変化が起きてくるのが「親の会」効果らしいのです。多くの先達が言っています。何度も繰り返し聞いて語って、自分に出来ることと自分がしてはいけないことを確認してきましたと。

    親の会は自助グループ的存在です。安心して語り合えるように、そして自助的機能を保つためにも親御さんや関係者に限定した集まりにしたいと思っています。まだ何も話したくないといわれる方は黙って聞くだけの参加でも大丈夫です。きっと何か持って帰ることができると思います。

     

    「進学から進路へ」~相談室から~

    「這えば立て、立てば歩めの親心」といいますが、親が子を思い、その子独自の成長を見守るまなざしが他者との競争を応援する激励の目線に変わってきたのはいつの時代からでしょうか。
    近年わが国の子育てや教育のたどった軌跡を見てみますと、効率優先の一斉教育的点数主義がずっと続いています。戦後の飛躍的な経済の発展を遂げることに一役を担った方法ではあったかもしれませんが、貧しさに国を挙げてがんばった時代と、この成熟時代とが同じ教育方法でよいはずはありません。

    同級生が机を並べて過度に競争させられるこの現状に対して、過去に、国連の子どもの権利委員会より「過度に競争的な教育」として勧告があっています。このような中、子どもの権利や本来の姿を守ろうとする動きもあり、少子化で教育の質は向上してもよいはずとも思われます。しかしながら逆に少子化に煽られ勝ち残ろうとする教育産業の仕組むさらに激しい競争にいとも簡単に取込まれてしまう親たちのなんと多いことかと思ってしまいます。

    その結果はどうなのでしょうか。子どもたちは生き生きとした今を生きることができているのでしょうか。いつまでも鼻先に人参を吊るされてこの競争に勝たなければ食べられないといわれ続け、いつかは人参が食べられるのでしょうか。食べられたとしてもそのために失うたくさんのものが多すぎることはないのでしょうか。
    テレビの報道番組で、超難関中学校をこの春に受験突破した子どもがマイクを向けられ、自らを「勝ち組」と名乗っていました。いささかいやな気分になり、この子らに将来は任せたくないと思っていましたら、さすがにキャスターもこれからいろんなことを経験するのだから、たかだか12歳で「勝ち組」などという言葉を簡単に使ってほしくないと言っていました。このような子らがこれからの日本の中枢部分の決定に関わる仕事を与っていくのだと考えると不安になりました。

    地球子屋では毎月相談会を行っていますが、子どもが学校に行っておらず進路のことが心配だと言われる親御さんはとても多いです。できれば復学して上の学校に進学してほしい、できなければこのままいける学校を教えてほしいと言われます。
    「このまま」の中には、対人関係が苦手、ひきこもりがち、昼夜逆転中だが、通信制の学校なら月に1~2回の対面授業だからなんとか行けないかとか、ウツ状態で服薬しながらであるがサポート校なら理解がありなんとか続けられるのではないかというようなものがあります。子どもさんのやる気や体調はさておき、次の選択をすることが進路にとってぜひとも必要と考えておられるようです。

    そのまえに、今、子どもさんがどうしたいのか、何に迷っているのかをゆっくり向き合わせてやることのほうが大切ではないでしょうか。自分の不安と向き合い、自分の欠点や悩みに気づき、長所や好きなことを自覚し、そういう丸ごとの自分を肯定することができたとき初めて具体的な将来の自分に意識が向くのではないでしょうか。なりたい自分や夢を描いて進路を見据えることができる時はじめて自立に向かう行動がとれるようになるようです。時間はかかっても自分で気づき決定することができた進路のほうが先が明るいと思うのです。

    親にできることは、自分で決めるまでのプロセスを見守ることぐらいだと考えています。人生の目標や生きる喜びが見いだせなくて、とりあえずの学校の卒業資格や学歴がなんの役に立つかということです。
    毎回の相談会で言うのですが大事なのは「自分で決めることですよ。」とやはり言っておきましょう。時間はかかってもと言いましたがかなりの時間がかかると思います。数日のことではなく、私は数年のつもりでいます。

    私たちは、これまで10年間、子どもたちと保護者のみなさんと手と手をとりあい、子どもたちにとって何が必要であるのかを常に考えてきました。
    ぜひ私たちにご相談ください。できることは限られますが、ともに子どもたちのよりよい未来のために話し合い、励ましあいながら歩んで行きましょう。

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