4/25 19時~ ともに育つ親の会

「ともに育つ親の会」について

「ともに育つ親の会」では、子どもについての考え方、親ができること、進学・就職などをテーマとして交流相談を行います。
テーマでは、健康科学、教育の両面から20年以上にわたり子どもと関わりももち続けてきた当法人代表 加藤千尋が最新の情報を紹介しながら不登校を考えるヒントをお伝えしており、こちらも好評です。お気軽に参加ください。

 

【開催日時&場所】
毎月1回 最終週木曜日(※最終週ではなく変更する場合があります) 19時~20時30分
開催場所は、中央区上林町3-34上通ニューコーポ2階 フリースクール地球子屋にて!

予定は、ブログページや予約ページに掲載しております。そちらをご覧ください。

 

「ともに育つ親の会」に参加されませんか

悩みを話してみると、実はうちでもそうなんですと反応があります。同じような神経症状や身体症状が多くの親の会で繰り返し語られてきました。過去には、不登校が精神的身体的疾病として誤解されるということが沢山ありましたし、現在でも治療の対象として扱われるケースはよくあります。

しかし実際には、神経や身体の症状は、不登校という事態に対する社会や周囲の否定的な見方を背景にした、本人の現状に対する否定や不安から二次的に起こってくる反応であると言われています。また不登校に起因する家庭内の問題や進路の悩みなど、次々と難題が押し寄せます。こんな時いったいどうしたら良いのでしょう?

いじめ・自殺報道が多く取り上げられるようになってからこちら、学校や行政からも見守っていきましょう、子どもさんに寄り添ってあげてください、という姿勢が強く感じられるようになりました。しかしながら、子どもが起こした学校と距離をとるという行為に、親のほうは準備ができていません。見守ろう、寄り添おうと思っても、毎日の生活の中で出来ることと出来ないことがあって次第に無力感を感じることも多いでしょう。そして子どもが動き出すのを待とうと覚悟ができてからも、この状態がいったいいつまで続くのかと不安感が頭をもたげます。ついつい誰かに解決してほしくてどこかに相談に行こうかとか、やっぱり病気ではと思ってしまったりします。

でも、他力本願では何も解決しないのです。原因を追究したり過去を分析することもあまり意味がありません。大事なのは「今」であり「これから」です。子どもさんにとってそして自分にとって、より良いこれからを見つけていこうとする時、同じ悩みを持つ人たちや経験者と語り合いながら、ともに考え支えあうことは大変有効です。

地球子屋では、日々、子どもたちと活動をしていく中で、つくづくご家庭や親御さんの理解や子どもさんへのかかわりが重要であると感じてきました。子どもと親、そして親同士が共に成長していくことを目指して、毎月、「共に育つ親の会」を開きます。数回参加される中で少しずつ変化が起きてくるのが「親の会」効果らしいのです。多くの先達が言っています。何度も繰り返し聞いて語って、自分に出来ることと自分がしてはいけないことを確認してきましたと。

親の会は自助グループ的存在です。安心して語り合えるように、そして自助的機能を保つためにも親御さんや関係者に限定した集まりにしたいと思っています。まだ何も話したくないといわれる方は黙って聞くだけの参加でも大丈夫です。きっと何か持って帰ることができると思います。