「ともに育つ親の会」は、不登校やひきこもりの子ども・若者のご家族のための会です。
私たちは、素直に今の気持ちを話せる相手、場所を失っているのかもしれません。だからこそ一人で悩み、誰かとつながっているという感覚が得られず孤独感を増している人が増えています。
学校に行けない・行かない子どもたちも、もしかすると同じ気持ちをもっているかもしれません。
人と人とがわかり合うことは、お互いの忍耐強い努力が必要です。
話し手には、素直になること、今の気持ちを意識すること、相手を信頼すること、気持ちに言葉にすること、話す勇気をもつこと、が必要になります。
聞き手には、相手を受け入れようとすること、相手の言葉、表情、態度に意識を向けること、相手のありのままの今の状態を感じること、聞くことに集中すること、が必要になります。
これは簡単なことではありません。誰もができることではないのです。話し手も聞き手もこれらの条件が整わなければ「わかり合う」ことはできないからです。
こういったことは、まさにトレーニング、何回も何回も「対話」の練習をしていくことで上達するものです。自然にできるわけではありません。
なぜ「ともに育つ親の会」をするか、その1つの理由は「対話」とはこういうものだと気づくことができるからです。こんな会話ができれば親子の関係性は変わってきます。
当然、子どもも変化していき成長していくのです。
親の会は他にもありますが、「ともに育つ親の会」は、フリースクール地球子屋だけになります。ぜひご参加ください。