フリースクール地球子屋 ともに育つ親の会 親の会 不登校 ひきこもり 保護者 子ども」タグアーカイブ

家では元気そうなのに、外に出ようとすると固まる子ども

不登校になると、当然ながら家内だけでの生活が
始まります。
家にいるとき、「安全」であることが
元気(エネルギー)の回復の鍵となります。
ではどうすれば家の中が「安全」となるのか?
そもそも「安全」とは、どう理解すればいいか?
という疑問が浮かぶと思います。
今日は、安全についてのお話です。

https://note.com/terrakoya/n/n04b2034ba9b9

「何もしない時間」が子どもにとって意味を持つことがある理由

 

 

 

 

 

不登校(学校を休みがちという意味です)
になると、平均2か月以内に病院を受診します。
平均3か月以内に、スクールカウンセラーや
スクールソーシャルワーカーが接触、相談機関
への相談もする方も多いと思います。
そこで言われることが、「見守りましょう」です。
見守りって何をすればいいの?
何もしないでいいの?
何も親はするなっていうことなの?
などとご家族はモヤモヤした気持ちになります。
そんな気持ちに応えるべく、
今回は、見守りの意味についてのお話です。

そもそもの話ですが、
不登校の子どもについての理解というのは
多面的にとらえる必要があります。
不登校というのは、端的にいえば
学校という社会が求めるものと子どもとが
相容れない状態だということです。
ですから、学校側に問題がある、子どもの
側に問題がある、学校と子どもとの関係の
問題もある、ということです。
さらに時間の経過によっても不登校の子ども
の状態は刻一刻と変化していくので
捉えにくいという側面もあります。

そんな中、不登校が続くと、
「今は見守るしかない」
と本当に様々な人から言われます。

けれど、不登校が始まった渦中の
保護者の立場からすると、
何もしないことは、とても不安です。
「本当にこれでいいのか」
「このまま動かなくなるのでは」
そんな思いが頭を離れません。

ここで子どもの視点に立って考えてみましょう。
地球子屋で関わってきた中で、
よく耳にする子どもの言葉があります。

「何かしなきゃって言われなくなったら、少し楽になった」

この言葉は、
“放置されたい”という意味ではありません。
評価や期待から一度離れられたという感覚を
表しています。

心理学の分野では、デシとライアンの
自己決定理論によって、「評価や期待から離れる」
ことの意味は説明できます。
人は常に評価される状況にあると、
自分で選ぶ力が弱まりやすいことが知られています。
選択肢があっても、選べない状態になるのです。
そして、行動のすべてが「やらされ感」となって
いくのです。

何もしない時間は、
回復のための「空白」をつくる時間でもあります。

それは、
怠けるための時間ではなく、
自分の感覚を取り戻すための時間です。
※以前のNOTEでの書いたように、心身の疲労を回復
するという側面ももちろんあります。

学校という場が、先生や他の子どもたちの目から常に
評価の目にさらされているということは、
大人が思っている以上にキツイことなのです。
そして、その環境に身をおくことで自分が判断する
ということを無くしていき、先生や周りの子にいかに
合わせるかということにばかり神経を使うことになって
いるのです。
そんな時間が毎日毎日続いたのです。
自分の感覚を取り戻すには、学校に行っていた期間
以上の時間をかけて1つ1つ取り戻していく、そんな
時間が必要なのです。

保護者が「何もしない」ことを選ぶのは、
実はとても勇気がいる判断です。
だからこそ、
その判断を一人で背負う必要はありません。
しっかりとご家族の気持ちを受け止めてくれる
ところとつながって、一緒に考えていくことを
おススメしています。

「見守るしかない」という言葉に、
不安や戸惑いを感じているなら、
今の状態を整理するための相談もあります。
何かを決める場ではありません。

ご相談は、
不登校・ひきこもり相談支援センター
(フリースクール地球子屋)へお願いします

同じ説明を繰り返すうちに、家族の中でも立場が分かれていったとき

 

 

 

不登校・ひきこもり相談支援センター
(フリースクール地球子屋)
では、毎月「ともに育つ親の会」を開催
しています。(※次回は3/14開催です)
この10年間、様々なご家族のお話を
聞いてきました。
その中で、不登校となって、ご家族の中で
考え方や価値観が異なることで意見が合わず
ご家族がバラバラになっていく、という話も
何度となく聴いてきました。
学校は、ご家族がこんなことになっているとは
夢にも思わないでしょう。
ですが、ご家族にとってとても大変で辛いこと
なのです。今回は、そんなご家族の立場の違いが
どんな結果となるか、というお話です。

「きっかけは何ですか」
「家庭ではどんな様子ですか」

学校、相談機関、支援窓口。
同じ質問に、何度も答える日々。

母親は、
「説明できるのは私だけだから」
と話し続けるうちに、
だんだんと言葉がすり減っていきます。

父親は、
主に仕事で対応ができません。
母親から報告を聞き、どうしたらよいか
助言を求められるプレッシャーを感じます。
学校ではこう言われた、相談機関ではああ言われた、
病院では、、と何度も聞くうちに、
「もう何度も説明しているなら、
どこかで結論を出したほうがいいんじゃないか」
と感じ始めることがあります。

祖父母は、
「いつまでこの状態が続くのか」
と心配しながら、
自分たちの子ども時代と比較してみると、
学校に行かない、行けないということが
どうしても子どもの甘えにしか見えません。
もし母親、父親が迷っているのであれば
親の先輩である祖父母がしっかりと子どもを
叱るということも必要!と考えてしまうのかも
しれません。
こんな考えが頭にあり、
つい強い言葉をかけてしまうこともあります。

子どもは、そんな家族を見てこう感じているの
かもしれません。
お母さんは、自分のために仕事を休んで、昼ご飯を
つくり、学校や相談機関に行ってくれたりしている。
自分のためにここまでしてくれて、
申し訳ない
という気持ちになって、もう自分のことはほっといて
くれとなって、距離をとることになることにつながります。
お父さんは、お母さんと違ってとにかく学校に行けばいい
んだ、面倒なことを家庭にもちこむなと言わんばかりの
態度、ときどきこの子はダメだ、という諦めや侮蔑的な視線
を向けてくる。自分の気持ちは絶対に理解してくれないだろう。
こんな気持ちになって、目も合わせない、絶対に同じ空間に
いたくない、となって部屋に閉じこもるきっかけになったりも
します。
祖父母に至っては、学校に行けとしか言わないので、
もう学校の先生とほぼ同じように見えてきます。もし同じ家内
に祖父母がいようものなら、そこは学校と同じ空気を感じずには
いられず、緊張が続くことになります。

子どもの視点は、本筋ではないので話を戻しましょう。
こうして、家族の中でも
見ている時間軸や
重きをおいている視点がズレていく
ことがあります。

誰も悪くないのかもしれません。
立場が違えば、見え方が違うだけです。

ただ、同じ説明を繰り返す負荷は、
想像以上に大きなものです。

すべての質問に、
毎回同じ熱量で答えなくても大丈夫です。

・今は話せないことがある
・一度に全部説明しなくていい
・家族で役割を分けてもいい

これらは、逃げではありません。

説明することに疲れを感じたら、
その状態を整理する相談もあります。
話さなくていい範囲を決めることも一つの選択です。

ご相談は、
不登校・ひきこもり相談支援センター
(フリースクール地球子屋)へお願いします

昼夜逆転を「戻そう」とした結果、関係がこじれてしまったケース

不登校・ひきこもり相談支援センター
(フリースクール地球子屋)
として、毎月1回ご家族が集まる
「ともに育つ親の会」を開催しています。
※次回は、3月14日(土)10時~12時(地球子屋にて)

そこではリアルな保護者の悩みや心のモヤモヤが
語られます。
その中でよくあるのが、昼夜逆転です。
今回は、あるご家族が子どもの昼夜逆転に奮闘
したというお話です。

この家庭では、
夜眠れず朝起きられない状態が
続いていました。

相談先から
「生活リズムを整えましょう」
と助言され、
保護者は早寝早起きを徹底しようとしました。

夜は
「早く寝なさい」
「スマホはリビングに置いて」
「ゲームは8時まで」
などと声をかけます。
朝は朝で
「早く起きなさい」
「いつまでも寝てないで」
「朝ごはんを食べて」
「太陽を浴びて」
などと言って起きるまで
何度も何度も声をかけたそうです。
最初は応じていた子どもも、
次第に反発するようになります。

そして朝になるほど体調を崩し、
親子の会話は減り、
家庭の空気が重くなっていきました。

後に立ち止まって振り返ったとき、
保護者はこう感じたそうです。

「整えようとしていたのは生活じゃなく、
自分の不安だったのかもしれない」

昼夜逆転は、
心身が緊張状態から抜けきれないときに
起こりやすい現象です。
形を先に整えても、
状態が追いつかないことがあります。

この家庭では、
起床時間を固定することをやめ、
「いつなら比較的楽か」を
観察することに切り替えました。
センターからは、睡眠ワークシートを提供しました。
睡眠の記録は、取ってみて初めてわかる
こともあるのです。
このケースでは、かなりショートスリーパーで
あることがわかりました。

睡眠のパターンは、単に寝る時間が
朝方になる昼夜逆転だけでなく、いくつかあります。
・寝ているのに入眠ができない
・入眠しても1⁻2時間ほどで起きてしまう
・24時間以上起きていて、ようやく寝ることができる
・寝ても寝ても、眠たい感じがある
・女子の場合は、生理不順、PMSなどの関係も
などいろいろあるのです。
感覚でもわかるものですが、睡眠ワークシートで
可視化するとご家族だけでなく、本人も自覚できる
ため、改善につながりやすくなります。

このケースでもリズムはすぐには戻りませんでしたが、
衝突は減り、
体調の波が読めるようになりました。
親子で単に昼夜逆転と決めつけずに、ショートスリーパー
として、どうしたらよいかと話をすることができました。

ストレスや疲労を回復させるために、睡眠はとても
重要です。
ですがご家族も夜は寝るために、睡眠の状況を把握する
のはなかなか困難です。
今では、スマートウォッチなど装着するだけで睡眠の
状態は簡易的に把握できます。
こういったアプリや機器の活用方法もお伝えしながら
一緒に考えていくと改善につながります。

生活を整えようとして苦しくなったとき、
一度立ち止まる選択もあります。
今の状態を見直す整理から始めても大丈夫です。

ご相談は、
不登校・ひきこもり相談支援センター
(フリースクール地球子屋)へお願いします

8月27日(木)19時より ともに育つ親の会 開催します

「ともに育つ親の会」は、不登校やひきこもりの子ども・若者のご家族のための会です。
私たちは、素直に今の気持ちを話せる相手、場所を失っているのかもしれません。だからこそ一人で悩み、誰かとつながっているという感覚が得られず孤独感を増している人が増えています。
学校に行けない・行かない子どもたちも、もしかすると同じ気持ちをもっているかもしれません。

人と人とがわかり合うことは、お互いの忍耐強い努力が必要です。
話し手には、素直になること、今の気持ちを意識すること、相手を信頼すること、気持ちに言葉にすること、話す勇気をもつこと、が必要になります。
聞き手には、相手を受け入れようとすること、相手の言葉、表情、態度に意識を向けること、相手のありのままの今の状態を感じること、聞くことに集中すること、が必要になります。

これは簡単なことではありません。誰もができることではないのです。話し手も聞き手もこれらの条件が整わなければ「わかり合う」ことはできないからです。
こういったことは、まさにトレーニング、何回も何回も「対話」の練習をしていくことで上達するものです。自然にできるわけではありません。

なぜ「ともに育つ親の会」をするか、その1つの理由は「対話」とはこういうものだと気づくことができるからです。こんな会話ができれば親子の関係性は変わってきます。
当然、子どもも変化していき成長していくのです。

親の会は他にもありますが、「ともに育つ親の会」は、フリースクール地球子屋だけになります。ぜひご参加ください。

ともに育つ親の会 7月30日(木) 開催決定!

フリースクール地球子屋が長年続けてきている不登校やひきこもりの保護者ご家族が集まり語り合う「ともに育つ親の会」の開催が決定いたしました。

ご家族だけで抱え込むのではなく、同じ仲間である保護者のみなさんと語り合うことで子どもへの向き合い方のヒントがたくさんあります。

この会へ参加したご家族の子どもの何人もが不登校から立ち直っています。ぜひご安心して参加ください。※遅れての参加、都合による早退などお気軽にできます。

ともに育つ親の会 7月30日(木)19時~ フリースクール地球子屋にて。参加費500円

申し込み フリースクール地球子屋 加藤まで(携帯 080-4286-2999)

2月28日(木)19時~ ともに育つ親の会

2月28日(木) 19時~ ともに育つ親の会 を開催いたします。
毎回、十数名の保護者の方の参加があり、お互いに話を聴きあい、学びあう会です。

ともに育つ親の会は、毎回不登校の子どもに向き合うためのヒントがたくさんございます。ぜひ子育てに悩まれている方はご参加ください。

参加申込み先
フリースクール地球子屋 代表 加藤まで
連絡先携帯 080-4286-2999

1月31日(木)19時~ ともに育つ親の会

保護者のみなさんがお互いに不安や悩みを話合い、聞きあいをするのが「ともに育つ親の会」です!

1月 ともに育つ親の会
 この会は、自助グループとして不登校やひきこもり、その他さまざまな子どもに関する不安や悩みをもつご家族があつまり、話合い会です。

 この場にいる全員が対等な関係でお互いに尊重しながら話合いが進んでいくので安心して参加できます。
もちろん、話したい人が話すスタイルですので単に話を聞きたいだけの方でもご参加いただけます。
 自分だけではなく、みんなで同じような子どもの悩みを考え合うことで、思いもよらなかったアイデアやヒントが得られると好評です。

 「この会に参加することが、私にとって癒しです。」

 このようにお母様お父様が発言されることがあります。子育ては自分の家庭内のことと思いがちですが、ここではみんなが発言されるあなたの話を一生懸命に考えてくれる仲間がいます。保護者のみなさんが元気になること、それが子どもにとっても一番よいことなのでしょう。
 初めての方も何回か参加された方も、入り交じっての穏やかな話し合いをぜひご体験ください。
 参加申込みは、電話やメールでお申込みください。

NPO法人フリースクール地球子屋
電話 080-4286-2999(代表加藤 携帯)
メール freeschoolterrakoya@gmail.coom