先週は、氷の結晶について調べて、実際に人工的に結晶をつくってみました。結晶はその時の温度や湿度の状況によって変化することがわかりました。
今週は、あぶり出しをテーマに温度について学びました。
調べてみると、あぶり出しの原理は2つあることがわかりました。
そこで、さっそく牛乳、砂糖水、玉ねぎ汁、レモン汁などであぶり出しをしてみました。写真はその一部です。
大人でも知らないことがたくさんあるものだと改めて思った一日でした。
フリースクール地球子屋では、毎月 第一金曜日に「ともに育つ親の会」を開催しております。
先月のお話は、不登校の子どもをどう理解してあげればよいかという保護者の方のお話がありました。
・携帯ばかりいじっている
・TVゲームばかりしていて部屋から出てこない
・昼間は寝ていたり、ボーっとしているだけで夜になるとネットで何かしている
・勉強が手につかない
・塾に行き始めたが、少しすると行こうとしなくなった
・何に興味・関心があるのかわからないので、普段の会話ができない
いろいろとあげればキリがありません。
スマホが登場してからというもの、子どもがどんな人とどんな話をしているのか、把握することはますます難しくなっています。
そんな現状を変えていくためには、みなさんがおっしゃったことは以下のようなことでした。
「よく観察すること」
「発した言葉をよく理解しようと質問すること」
「アレコレ先まわりして、親がやってあげるのではなく何もしないこと」
「話をしっかりと聴くこと」
「約束は守ること」
どれも簡単なようで、忙しい大人には難しく思えるものばかりですね。
改めて地球子屋でも実践しているところです。
地球子屋では、個別に学習目標を決めて学習を進めています。
Aさんは英語、社会、そして数学を今日は取り組みました。なんとか遅れている分を取り戻そうと一生懸命がんばって取り組んでいます。
Bさんは、面接による試験があるところを受けようとしています。面接でのマナーや質問への答え方などを考えて、文章にして実際の面接さながらに練習をしました。その後は、数学に取り組み、あらためて自分の課題となるところがわかったようです。
Cさんは、社会の日本の地理と生活習慣や風習についてからめて学習していました。とっても熱心に話しを聞いて、取り組んでいました。
Dさんは、パソコンを使って、文書を作ったり、仕事上で必要なコミュニケーションの取り方について学びました。
本当に、年齢も様々ですがそれぞれが自ら進んでで必要なことを学んでいます。
地球子屋は、居場所としての機能もありますが、一人ひとりに合わせた学びを進める場所でもあります。
そして地球子屋で大切にしていることは、自分に合った学び方をここで見つけるということです。
・人から教えてもらいながら進めた方がよく理解できる子もいます。
・教えてもらうのではなく、自分ひとりで自習のような形で自分のペースでしたい子もいます。
・実験や体験などをしながら1つひとつを納得しながら理解したい子もいます。
・お手本を見せてもらって、それを真似しながら覚えたり理解する子もいます。
地球子屋では、少人数だからこそできることを、しっかりと行い子どもたちのもつエネルギーを「わかる」「できる」喜びへのエネルギーに変えていってあげたいと考えています。
地球子屋は、子どものまずは健康を取り戻す「居場所」であり、子どもの成長を促す「学び」の場所ということを多くのみなさんに今後も理解していただきたいと考えています。
お正月遊びをテーマに今日のテーマは「羽子板」です。
由来や羽子板の材料などを調べて、もともとは子どもの厄除けなどの意味もあったことがわかりました。
さて、メインは羽子板の角度の違いによって、羽がどれだけ飛び方が違うのかということです。
10度ずつ角度を変えていって羽根の飛び方を測りました。そしてそれをグラフにまとめて・・・
あんがい、羽子板の羽根はよく飛ぶことがわかりました。羽子板も狭いですし、羽根も小さいのでスポーツとしてはけっこう難しい種目
だなと思いました。
ああ、そうか。だからみんな失敗してスミをつけるのだなと皆で納得。羽子板は打ち合うというよりも、ミスを皆で笑い合うなごやなか遊びなんだなーと再確認。それから実際にスミは使いませんでしたが、カツラやヒゲなどの罰ゲームを決めて楽しく羽子板を楽しみました。
フリースクール地球子屋の午前中の時間は、火曜、金曜は教科学習の時間、水曜と木曜ではテーマ学習の時間として活動をしています。
1月はお正月遊びの独楽を学習しました。
小学生には、お正月の行事について調べ学習をして発表。中学生以上は、独楽の模様から人間の錯覚、錯視について調べました。
人間には、錯覚としていくつかの種類があるそうです。不注意が原因、心理的なものが原因、脳の機能が原因、生理的なものが原因と錯覚も様々あることがわかりました。
中でも、ベンハムの錯視については本当に不思議な現象でみんなでどのように見えるかを独楽を作って確かめました。
地球子屋では、教科で学んだこととテーマで学んだことをつなげることを意識しながら進めています。
子どもたちが学校へ復学したいと希望と持った時への対応と、また学校で学ぶことができない様々な体験や考え方を地球子屋では積極的に取り組み、フリースクール地球子屋で通っている間でも、子どもたちが自信をもてるようにしています。
ご見学ご希望の方は、遠慮なくご連絡してください。
フリースクール地球子屋の午前中の時間は、火曜、金曜は教科学習の時間、水曜と木曜ではテーマ学習の時間として活動をしています。
1月はお正月遊びシリーズ第二弾 「福笑い」を学習しました。
小学生には、世界の人々について調べ学習をして発表。中学生以上は、人間の人種や民族について調べました。
人種に差はないこと、科学的には遺伝を元にいくつか分かれることが分かりました。
民族は実に様々あり、日本の中でもいくつかの民族がいることがわかりました。
人を理解するアプローチには理科的な視点と社会学的な視点があることが、写真や文章などからいろいろと調べてわかりました。
地球子屋では、教科で学んだこととテーマで学んだことをつなげることを意識しながら進めています。
最後は、みんなで作った福笑いで楽しみました(*^_^*)