地球子屋では登山プロとして、月に一回山登りをしています。
このページでは山登りの様子をまとめています。
〜 登った山&登る山 〜 (上の地図は山の大体の位置を示すもので、厳密ではありません。特に阿蘇五岳や九重連山はずらして示しています。また同じ場所を登ったときは、新しい方の印にしています。) |
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最近の報告 〜
今まで活動記録のページで紹介してきたものへのリンクです。
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〜次回の予定〜 |
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[2003/03/03]掲載 |
三角岳 |
2月12日の三角岳登山は、ちょっとしたハプニングもありましたが、「岩松」…イワヒバ科のシダ植物で盆栽として栽培されている…におおわれた三角岳という印象でした。 天気にめぐまれ、風景も素晴らしく又、帰りには潮溜まりで、いそぎんちゃくと遊ぶというおまけつきで楽しめました。 (宮地) |
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[2002/11/10]掲載 |
紅葉ハイキング(ソババッケ) |
今回は、『紅葉ハイキング』と名づけ九重連山の一つ「黒岳」の「男池《おいけ》登山口」から約一時間で行ける「ソババッケ」というところまで、体力に自信のないお母さんたちや、子どもたちにも私の大好きな場所を案内したくて呼びかけました。 すると、子ども6人、大人6人合計12人で行くことが出来ました。 出発は7時5分、ミルクロードから見える九重連山は黒い雲に覆われ時折、小雨や雪にちらつかれて大丈夫かなーと心配しながら進んで行きました。登山口に着くと、駐車場からあふれた車、車、車。 山口県、佐賀県、北九州、と遠くからも来ていました。冬型の気圧配置と言う予報どおり、風が冷たくてじっと立っては居られない位、寒かった。しかし雨ではなくて良かった。 9時半から、いつもは早く行きたがる子どもたちに、ゆっくりのペースに合わせてもらうため、私を追い越さないように伝え、ゆっくり歩き始めました。透き通った川の男池橋を渡り、ブナの大木や湧水の男池を過ぎ原生森の中に入って行きました。おしゃべりしながら、時々休みを取り、進んで行きましたが11時には着いてしまいました。 早めの昼食を取ると、「寒いので動こう」と付近で陣取りやウォーキング、今日(10/27)11歳になるアユ君の「波乗り」ならぬ「腕乗り」で誕生祝い。その後、12時半から下山開始、約1時間で下りてきました。
黄葉はかなり見られましたが、紅葉はところどころで、少し早かったかなと言う感じでした。上から下りてくる人は「紅葉は真っ盛り」と言っていたのでもう少し深く進むと見られたのかなと思いました。だけど皆で来られて良かった。 山の上に雪が見られたね。大きな「けや木」に登れて良かったね。道はふわふわで歩きやすかったね。温泉に入られなかったのがちょっと残念だったね。今、家で赤や黄色の葉を手にしながらその美しさに見とれています。 本当に楽しい一日でした。私は山が大好きなので子どもたちを連れて行きたいと思って計画していますが、他のお父さんお母さん、子どもたちに見せたい場所や遊びがありませんか。 多くの人が関わるほど子どもの世界が広がると思います。仕事も大事ですが、子どもと関わるのはそれと同じくらい、いやそれ以上に大事と私は思っています。子どもと過ごす時聞を作って下さいませんか。特にお父さんのお誘いがあるといいなと思います。
(宮地) |
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[2002/5/5]掲載 |
高岳登山 |
4月27日(土)、子ども5人、大人3人で、阿蘇五岳の一つ高岳(1592m)に、日ノ尾峠から登ってきました、と言いたいところ ですが、霧のため東峰(1564m)までしか登れませんでした。テレビの予報では降水確率40%、しかしインターネットでは12〜15時から1%、それまでは曇という予報でしたので、高気圧が勢力を伸ばしてくれるようにと祈りながら決行しました。 しかし、麓《ふもと》に近づいてみると頂上のほう、すっぽりと霧で覆われていてがっかり!まあ、雨は降っていないから登れるところまで行こうと登り始めました。道は狭く、今日坂の連続、左右は断崖絶壁というところもあり、子どもたちに、一列で順番を守って、石を落とさないでなど、注意しながら登りました。ミヤマキリシマとイワカガミはチラホラ、石楠花《シャクナゲ》やオオカメノキは満開で綺麗でした。 ロープを使うところが数ヶ所あり、腕力、脚力、バランスの取り方、が必要ですが使い方はまだまだでした。何とか東峰までは2時間で登れましたが、頂上へはそこから30分ほどかかります。しかし、岩がゴロゴロして足場が悪いうえ霧が深く、先へ進めません。天気が好ければ、東峰の岩に座り根子岳だけを真正面に見て昼食を摂ろうと思っていたので残念でした。写真だけ撮って、すぐ下山しました。昼食は下山途中で短時間ですませました。 帰りは時間にゆとりがあったので、鍋ノ平キャンプ場で大ブランコに乗って遊んだり、国民休暇村のビジターセンターに寄ったりして帰ってきました。何もなくて良かったのですが、あらためて悪天候の山は怖い、やはり、天気のいい日に登らなくてはと思いました。 (宮地)
豆知識: 登っている合間の休憩時間に、「雲《くも》と霧《きり》の違いは?」と宮地さんからみんなに質問があったのですが、私も含めて誰もはっきりした答えを出せませんでした。それで帰ってから早速調べてみると、分かりました! 雲と霧は、自分が今どこにいるかで違ってくるのだそうです。山を登っている最中に僕たちの周りにあったのはまさしく霧だけれど、それを登山者でない人が麓のほうから眺めればそれはまぎれもなく雲です。平地のときは誰にとっても霧は霧ですが、山にかかった雲はその中の人から見ると霧になってしまいます。 (高柳) |
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[2002/4/22]掲載 |
仰烏帽子登山 3月17日 |
AM.7時35分出発 健太,涌斗,夢子,宮地,西川,高柳,植野の7人です。 城南から小川町、東陽村の石匠館で休憩、大通峠をこえて、狭い道路を左右にくねくねと登っていきます。七曲がり、ヘアピンカーブの連続です。 9時30分に登山開始、登山者もたくさんです。30分も登ると汗ばんできました。道の脇の小さな植物、猫の目草やヤマアイ、薄小豆色の小さなつりがねのような花などを見つけました。 宮地さんから、石を落とさないように、自然をこわさないように、休憩する時は通る人のジャマにならない場所で、と注意があって、健太君、涌斗君が素直に返事をしています。健太君は、登りがいのある山ではりきっています。涌斗君は途中で拾った枯木を杖がわりに、夢子ちゃんは身軽く登っていきます。 しばらく登っていくと、黄色い花があちこちに見えます。福寿草です。自然の中で咲いているのを初めて見ました。「ワァー、こっちのがきれい」「あそこにあるのがいいね」「この花が大きくてきれい」とか、かわいい花に歓声です。コケむした枯木の根元石の間、落ち葉の間に顔を出しています。特にお日様の光を浴びているものは、光り輝いて見えます。踏んで傷つけないように石で囲ったり登山道の横にロープを張ったりもしてあります。 1時間位登ると水場があり、早速一口ずつ味わってみました。冷たくておいしい山の水でした。 1時間40分位で仏石に着きました。仏石の岩は大きくそびえていましたが、風化がすすんでボロボロとかけ落ちてきそうでした。 仰烏帽子の頂上に向かいますと、降りてくる人達に出会います。お弁当を食べているグループもいます。会う人達は皆コンニチハとあいさつを交わし、私達も大きな声であいさつをしたり、道をゆずり合ったりしました。誰かさんは、腹へったー腹へったー早く食べたいよーと言いながら、それでも頑張っ頂上に着きました。 すばらしい360°のパノラマ。白髪岳、市房山、国見岳、白髪山、その他の山々が見渡せます。人吉の町も見えました。 2時間30分で登れました。私に登れるかなと思っていましたが、かわいい花に導かれたり、30分ごとに小休憩したり、アメやチョコレートを一口食べたりしながら登りました。 登山道はわかりやすく、涸谷や落石の道、せせらぎの小川、杉木立、落葉樹の道と、変化に富んで退屈しませんでした。山しゃくやくのつぼみを見つけたり、ブナの木が地面や岩に根をしっかり張っている様子が見えたり、大きな倒木がコケむして土にかえろうとしている様子が見えました。鳥の声もしていて、自然を満喫した一日でした。 川辺川沿いの横にある五木村温泉館に入り(大人200円,子ども100円)疲れをとり五木のおとうふを買って帰路につきました。疲れたけど楽しい登山でした。 植野 |
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[2002/5/9]掲載 |
金峰山登山 |
1月20日(日)、今回の登山プロは初心者コース(?)の金峰山、ということでいつもの登山にはほとんど参加できない私もこれなら大丈夫かなと思いサインアップしました。 当日は朝9時に交通センターに集合。子ども5人、大人5人、合計10人のメンバーです。9時7分発の荒尾橋行きに乗り込み、終点で降りて9時25分に登り始める。 私は、熊本に住んで合計20年になるが、実を言うと金峰山に登るのは初めて。最近の金峰山は車で上まで行けるらしく、道路も舗装されている。ところどころ宮地さんの案内で脇道に入り、山道を歩く気分を味わう。それでも、道ばたには小さなスミレが咲いていたり、まだ少し酸っぱかったけれど木いちごが赤い実を付けていたりと、春の気配をそこかしこに見つけることができた。 途中、大将陣でしばらく休憩後私以外の9人は「さるすべり」に入る。私は、正規の登山道を行くことにする。(これは負け惜しみではない。看板にちゃんと“正規の・・・”と書いてあるのです。)一人で登る山道もなかなかで、途中ベンチがあったりして休みながらゆっくりと行った。この間約30分。でもやっぱり、日頃の運動不足はごまかせず、最後の階段は青色吐息。先に頂上に到着していた子どもたちは「あーっ、高橋さんが来た!!」と歓待。健太君(N)は私のリュックを持って一緒に登ってくれた。テラっ子のやさしさにはいつもながら心が温まる。 荒尾橋から約2時間の山歩きだったが、子どもたちにはちょっと物足りなかったかな?それでも私はその日から3日間筋肉痛に悩まされてしまったのでした。(その後、トロプスでまた子どもたちと陣取りをして実はまだ足が痛い・・・とほほほ・・・) (たかはし) |
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[2002/5/9]掲載 |
中岳登山→久住山登山に変更(12/10) |
かなりガス(霧)が出ていたので、行けるところまで行こう と登り始めました。空気は冷たく たくさん重ね着して、でも歩き出すとポカポカ、1枚ずつ脱いでいきました。 足下には10cm以上に成長した霜柱がザークザク。まわりの枝葉にはキラキラの霧氷ができあがっていました。 尾根づたいに歩いていると、左から吹き上がって来る冷たい風が木の枝1本1本に当たって 氷の花畑。一方右側斜面には霧氷はなく 尾根の右と左の景色が全く違う不思議な世界。 初めて見る世界に感動しながら歩いていると、足下にコンペイトウ?なんと雪の結晶が!!5mmほどの結晶がはらはらと空から落ちて来るではないですか!!☆←こんなのとか、、、すごーい、そうこうしてる間にかなり上の避難小屋までたどりつき、小屋の中で小さなたき火をしながら弁当を食べました。 こんなに視界の悪い日に登る人もいないよね、と言ってると、他にもいました。4〜5人の登山者たちもいっしょにご飯を食べ、さて外へ、するとどうでしょう。外は一面雪景色!!またまた感動。喜びながら、間近に迫った頂上へ向かいしました。 さすがに上はかなりふぶいていて顔が痛い。リュックの繊維や髪の毛にも霧氷が!!吹き飛ばされそうな強風の中登頂。 帰りは筋湯温泉につかって体を温めました。冬の登山も最高。 (信子) △ たかくてたかくてこわかった。(ともひと) △ 先日(12/10)の久住・中岳登山は、悪天候にもかかわらず3人で出発しました。牧ノ戸についても視界は悪く、やめるべきかとも思いつつも雨が降っていなかったので、無理なら引き返せばいいさ、と登りはじめました。 鞍掛山まで登ると、雲が切れ樹氷におおわれた冬景色が見渡せました。氷のはった小川や、はらはらと舞い降りてきた雪の結晶に歓声を上げながら進みました。 避難小屋でしばし暖をとり(信子さんは、ナイフとマッチ持参、宮地はライターと新聞紙を持参、智仁君は枯れ草刈りと焚き付け)、昼食を終え再び歩き出しました。 視界は悪くなる一方でしたが、ケルンを目印に進みました。中岳へのルートは見つけられなかったので久住登山に変更し山頂を目指しました。山頂近くになると、ますます冷たい風は強くなり、髪まで凍り付いてしました。山頂で他のパーティと一緒になり、帰りに中岳のルートを少し歩きましたが、道が見えている間に帰ろうと思い、引き返しました。 少々危険な登山でしたが、このメンバーならではの決行でした。牧ノ戸からの登山は2時間半、天気が良ければ楽な登山と思います。筋湯の豊かな温泉で汗を流し身体を温めて、行って良かったなと思いつつ帰路に就きました。 (宮地) |
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