2月28日(木) 体験作業と並行して、外で火を焚き大鍋で野菜のたっぷり入ったそばがき汁を作りました。昨年収穫のそば粉を使い、そば粉クレープも焼いて昼食をとりました。 2月28日:蕎麦打ち いよいよ、今日は、収穫したそばで手打ちの蕎麦を作ります。 12月の蕎麦の実選別のあと、収穫した蕎麦を虹の会より少し分けていただき、地球子屋のベランダに干しました。冬休みを挟み、網戸に並べて干していた蕎麦の実は年末の雨と風で濡れたり飛ばされたりとかわいそうなこととなり、年末の整理に出てきたスタッフが一人でかき集めたそうです。 それでもなんとか、年明けからは暇々に石臼で実を粉に挽いて行きました。ざるで濾して大きな殻などを取り除きながら少しずつ少しずつ根気のいる作業です。そんな作業を経てやっとそば粉が出来上がりました。 蕎麦打ち当日、まずはインターネットで蕎麦の打ち方を調べました。そば粉と小麦粉を7:3の割合で合わせこねて生地を作りあげました。一人分ずつにわけ、それぞれ自分の蕎麦を麺棒で延ばして切り、さっと茹でてついに手作りの蕎麦が完成しました。 もう、最高においしかったです。自分たちで収穫した蕎麦がこんなに時間をかけ、色々な過程を経て口に入るっていうのは、この現代の社会の中では最高の贅沢ですね。(スタッフNY,TM) 3月13日(木) たっくんの卒業を祝う会 朝から子どもたちがケーキを焼き、案内板を書いたりして準備をしました。卒業生や元スタッフも来てくれ祝う会が始まりました。Mちゃんからは素敵な絵、子どもたちからはプラモデル、スタッフからはアルバムと花を贈りました。
2月24日(日) 早春のフキノトウとセリを探して高原散策 道路が凍っているかもしれないというので、南回りで吉無田高原へ。着くころには雪とも風花ともわからない白いものがちらちら、キラキラ。細い山陰の道に入ると真っ白で、ローギアでブレーキを踏まないようにゆるゆると走りました。
「にじの会」の農業体験交流館に着くと、まず薪ストーブに火を入れました。子どもたちは雪がうれしいのか、散策前から手袋はビショビショです。さて目的は山菜摘み、講師の栗原さんから今日の予定を説明していただき、10時すぎから散策に出かけました。 10分ほど車を走らせて少し山の中へ。車を降りて、去年ふきのとうがあったという場所を栗原さんの後に続いて山道を登りながら探します。道の傍らに目を凝らして探しますが、なかなか見つかりません。栗原さんの歩きのペースに少し遅れた最後尾の2〜3人がずっと下のほうで最初に見つけました。引き返しながら探すと、やっとありました。小さな黄緑色の株が雪の中からちょこんと顔を出しています。良く見るとあちらこちらに。ふきのとうゲーット。
さらに車を走らせて水のあるところへ。山間の棚田を川の向こうに見ながら沢に沿って道を上ります。小川の中にセリ発見。近くにはヨモギやアザミも。さらにセリを求めて上って行くと水溜りにオタマジャクシ、さらにはカエルの卵。卵は透明のかんてん様の筒の中に黒い点々がたーくさん。初めて見るという子もいて 驚きいっぱいの水辺探検になりました。
春の光を頼りに顔を出し、これから大きくなりたい山菜たちに申し訳なく思いながら、少しばかり春を味覚にしていただきました。感謝。子どもたちの今日の出会いは、山菜は置いといて、雪と氷とオタマジャクシとカエルの卵、それに薪ストーブでしょうか。(スタッフNY) 吉無田高原に山菜を取りに行ってきました。 当日の朝は雪が降り、春はまだまだ遠いのかなあなんて思っていましたが、 フキノトウ、セリ、タンポポ、それにおたまじゃくしを見つけ、そう遠く ない春の訪れを感じることができました。 自分で採った山菜を食べたり、雪の中で遊んだりすることは子どもたちに とって珍しく、楽しい一日になったようです。(スタッフSK) 1月26日(土) 竜峰山登山 当日は、天気は曇っているものの、一月にしてはそんなに寒くもなく登山をするのには好条件でした。 午前8時30分に地球子屋駐車場をみんな元気に出発です!途中で登山の案内人である栗原さんと合流して、いよいよ竜峰山に向けて車を走らせます。約一時間位のドライブの間には一人の子供がクネクネする道に酔うハプニングもありましたが、それを除けば予定通り竜峰山登山口に到着。それから簡単だけれども重要な登山についての諸注意を聴き、いざ竜峰山の頂上へ! ワクワクしながら登山を始めたものの、本当にこの道って歩けるの?と疑問を持つような道を歩く事となり、いやはや急に不安が襲ってきました。 頂上までの道は落ち葉や石で足を滑らせたり、丸太で簡単に組まれた橋を渡ったり、すぐ横が崖なのをヒヤヒヤ横目で見たり、倒れた木を苦労してくぐり抜けたり、ゴツゴツした岩場を乗り越えたりと、それこそ登山初心者はもちろん経験者でもかなりハードな道のりでした。 所々で休憩をしながら歩くものの、さすがに小学生の女の子には足はきついわ、お腹は減るわの苦労した様子で、とうとう登山後半ではお菓子をほおばりながらのゆっくりモードになりました。意外だったのは男の子の体力のある事ある事。ふざけたり、歌を歌ったり、道草をする余裕があり、登山に慣れている栗原さんと同じスピードで登って行くのには驚きました。 ただ登山のきつさの中にも珍しい植物を見つけたり、素晴らしい景色を眺めたりする事でまた歩くパワーを蓄えられたのは不思議でした。そうそう鹿の角を発見ではみんなが驚き、もしかすると子供達にとっては今回の登山では一番の収穫になったかもしれません。 そして苦労しながらもどうにかこうにかちょうどお昼頃には頂上に到着!そこからは多少曇ってはいるものの、八代の町や不知火海または五木の山々を見渡せる絶好の場所でした。そんな景色をバックに待ってましたの昼食、そのおいしい事、おいしい事。こんな食事も登山の魅力なんでしょうね。食事中の栗原さんの説明にビックリ!「今日の登山コースは中級者以上でしたね」って後で言われても・・・それはないですよ〜(笑)。 食事を終えて元気を取り戻したら、さぁ下山です。登ってきた道をまた戻るのですが、その帰りのスピードが速い速い!歩くというより軽い駈け足といった感じでどんどん下って行きます。特に男の子2人は止まりません。大人の心配をよそにブッちぎりです(後で聞いたら他のメンバー到着よりも20分程早く下山していたそうです)。下山では登山の思い出を確かめながら歩きました。時々は後ろを振り返り、歩いた道を記憶していきます。 1時間ちょっとかかったでしょうか。下山では疲れを全く感じずに無事登山口に戻りました。降りて来た山を振り返ると、良くぞこの山を登ったと私なりに感動です。子供達にもこの山を登りきったというすがすがしい達成感はあったのではないでしょうか。そんな気持ちを胸にしまって竜峰山を後にします。 下山が予定より早く終了したので、帰りには氷川町の石匠館に寄り石橋の歴史を学ぶ事になりました。熊本に住んでいながらこれだけの素晴らしい石橋を作る匠がこの熊本にいた事を知らなかったので、かなりの興味を持って史料を見学出来ました。 石匠館見学を終えるとそこで案内人の栗原さんとはお別れし、6名は出発地でもあった地球子屋駐車場へ。そこそこの渋滞に巻き込まれながら午後4時30分頃には地球子屋駐車場に到着し、無事竜峰山登山の一日を終えました。この日の睡眠には心地よい疲れと登山の夢が現れたに違いありません。(スタッフTT) 12月22日(土) ウィンター・パーティ 毎年恒例となったイベント、「ウィンター・パーティ」を行いました。このパーティは美味しいもの大好きな地球っ子たちの発案で、卒業生やお客様を招待して毎年行っています。 朝、9時半から、子どもたちは集合。飾り付けから、料理まですべてこなします。 12時を過ぎて、お客さまも集まったところでパーティが始まりました。 今日のメニューは、パエリヤ、から揚げ、スパゲティサラダ、かぼちゃのサラダ、おにぎり、サンドウィッチ、チョコレートケーキ、シフォンケーキなど、それにお客さまからのお土産も加わりとても賑やかな食卓になりました。
今回はスクール会員、卒業生、スタッフ、外部からのお客さまも合わせて総勢23名の参加でした。 皆のおなかも充分満たされたところで、T君、A君のメイドさんのコスプレ(大受け!)や、Tさんの手作りによる本格的なアニメキャラクターのコスプレも登場しました。Mちゃんのきれいな歌声も聴けて、皆でドイツゲームをしたりおしゃべりしたり、子どもも大人も時間を忘れて楽しみました。
こんな愉快な地球子屋の面々たち、来年もきっと大きく羽ばたいてくれそうな予感がします。とても楽しみです。(スタッフTM) 11月22日 ☆お菓子作り☆ 生チョコケーキ 今日は、みんなで楽しく生チョコケーキを作りました。今日初めてケーキを作った人もいて、皆で協力して悪戦苦闘しながら作り上げました。 スポンジはしっかりしていて、外の生チョコは柔らかくってとてもうまかったです!! (タクヤ) ◎今日は、月に一回の見学会の日でした。見学の方や、大学生のお兄さんなど3人の来客があり、子どもたちは張り切って以前から計画していたお菓子作りに励んでいました。お菓子作りに慣れない子もいる中、温度を細かく調整しながらスポンジを焼きチョコクリームをかけた後は冷蔵庫で冷やし、ととても手間暇かけて作ったようです。残念ながら、時間の関係でお客様にはお一人しかごちそうすることができませんでしたが、スタッフを含め皆で美味しく頂きました。(スタッフTM) 11月20日 ☆うまかもん☆ ホワイトシチュー作り 今日はとても寒く、温かいものが食べたい! ということでシチューを作りました。 今回の参加は2人ですが、分量はなんと10人分。たくさん作って保存しておくようです。 出来上がったシチューは水っぽかったものの、なかなかの味。途中から来たIちゃん、Yちゃんと一緒に温かい昼食を囲むことができました。 11月7日 うまかもんプロジェクト 最近、地球子屋ではうまかもんプロジェクトをやっています。 「うまかもんプロ」って何? つまり、美味しいものをみんなで作ってワイワイ楽しく食べよう!というプロジェクトです。 スタッフNさんの「お昼ご飯に何か自分たちで作ってみたら?」「昼ごはん代の節約にもなるし・・・」という提案を受け、10月から、毎週水曜日のお昼に『うまかもんプロジェクト』を始めました。 10月はS君の「パスタが食べたい!」の一言でパスタ月間となりました。作ったメニューは、 ナポリターナ 11月に入ってからは、火、水曜日の週二回プロジェクトが継続しています。その時々で皆の食べたい物を作ったり、前日の残り物を利用して、また別の美味しいものに変身させたりと、なかなか応用力も有り私はいつもおいしく頂いてます。
ちなみに、今日のメニューは、オムライスと春雨スープでした。 調理しなくても、実費でごちそうをいただけてとてもしあわせ!です。少しずつたまってきた売上で、T君とIちゃんは何か調理器具を買おうと計画中とか・・・ (スタッフTM) 10月27日(土) ☆オープンイベント☆加勢川ツーリングカヌー 場所:加勢川野田堰〜中牟田閘門(なかむたこうもん) 秋晴れの空の下、カヌーで川くだりを楽しみたい面々が集まりました。今回も「天明水の会」のみなさんにお世話になります。 挨拶の後、皆でラジオ体操をして体をほぐし、二人一組でカヌーを川辺まで運びました。ウォーターレタスが川面を覆っていました。今年は猛暑のせいで異常繁殖したのだとか。2回の清掃でも完全には撤去できずにまた増えてしまったのだそうです。 パドルの扱い方などを教えてもらい、まずは陸上で練習です。身を低くしてお尻から乗ります。全員が乗り込んで、パドルを高く掲げ、「オーッ」と威勢よく出発。 中州のサギや野鳥を観察したり、ウォーターレタスに囲まれたりしながら緩やかな流れの中をゆっくりと下ります。
車での移送担当者のスタッフ富永と西は荷物と一緒に井村さんの船に乗せてもらいました。井村さんは加勢川の番人で生き字引のような方です。途中川尻のお倉前で途中休憩し井村さんのお話を聞きました。加勢川についてや川尻の町の歴史の事などなど。 川岸の町並みや植物をながめながらさらに下ります。カヌーに飛びこんで来る虫や面白い水草を拾ったりしながら中牟田閘門(なかむたこうもん)に着きました。ここは加勢川と緑川の水位を合わせて船の往来を可能にするところです。木製の水門は全国的にも二つしかない大変珍しく貴重なものだそうです。ここの管理をしておられる井村さんはヤギとチャボやウコッケイなどの鶏を飼っておられ、かわいい動物との触れ合いもできました。 カヌーのあとのお弁当は最高に美味しそうでした。 (西)
9月23日(日) ☆オープンイベント☆江戸時代の水路探検と秋の野外料理 場所:御船町田代 にじの会農業体験交流館 吉無田水源を水源とする用水路の脇の道を片道一時間半ほど探検しました。この水路は江戸時代に田んぼに水を引くために作られたもので、昔の人の技術にみんな驚いていたようです。お昼はダッチオーブンで鶏を丸焼きにし、旬の野菜とともにおいしくいただきました。
☆オープンイベント☆ 手作りカヌー進水式 何ヶ月かかったでしょうか。時間をみつけてはコツコツと造り続けてきた、カヌー地球子屋号(?)がいよいよ完成し進水式が行われる事になりました。 この日は、地球子屋の子どもたちやスタッフの他に外部からの子どもたちも参加して賑やかなイベントになりました。朝から真夏の太陽が照りつける中、まずはみんなで汗びっしょりになりながら、カヌーを30分程かけて江津湖まで運びます。
それから、上手く浮かぶことを祈りながら澄んだ水に恐る恐るカヌーを入れると、あ〜ら不思議!?運んで来る時は重く感じられた4m近くもあるカヌーが、いざ水の上では子どもたちが2.3人乗っても平気に浮かび、パドルを漕げばこれまたスイスイと気持ちよく進んで、乗っている子どもたちはもちろん、回りで見ている人たちからも歓声が上がる完璧な進水式になりました。
暑い室内で、根気強くこのカヌーを造り上げた子どもたちに拍手!!
(スタッフKN) |