Home > 親の会 > 2013年1月 共に学ぶ親の会 報告

2013年1月 共に学ぶ親の会 報告

共に学ぶ親の会

主催:フリースクール地球子屋

日時:平成25年1月11日(金)19:00~21:00

場所:熊本市総合体育館・青年会館研修室

参加者:5人

 

○自ら学べる方法を

最初はHさんのご意見です。学校における学習は、テストのために

知識を「覚える」ことに疑問を抱いたHさん。教師の言うことや教科書

に載っている内容を「覚える」ことだけでは、受け身な人間になって

しまうのではないかということを危惧されていました。

そこで書いてある内容を自らビジュアルにまとめる学習法はどうかと

いうお話でした。

図解しながらまとめる学習法は、諸外国では当然のようにとり入れられて

いますが、どうしたことか日本ではまだまだ知っている人は少ないようです。

私からはファシリテーションの経験から対比表、因果関係図、二次元軸、

タイムラインなどの図解方法を提案しました。

 

○親の役割について

次に親として、何を子どもに伝えることができるかについて議論しました。

夫婦共稼ぎ、あるいはひとり親などいずれにせよ親は仕事に多くの時間をとられ

子どもと向き合う時間がかつてより少なくなっているようです。

少なくなった子どもとの時間に親としてできることは何なのでしょうか?

一つは、「学校にまかせているから」「塾に行かせているから」と子どもを預ける

ことで安心しきって無関心になっていないかということです。子どもが帰ってきたら

「今日は何があったの?」「友だちとどんな遊びしたの?」と一声かけること、

毎日では微々たるものでしょうが、その一言の積み重ねが信頼をつくることでは

ないかという話がでました。

次に、親自身が善悪などの価値観がぶれないことが大切だという話題にうつりました。

これは私見ですが、諸外国には宗教的な価値観がしっかり根付いています。宗教が

善悪からものの考え方、生き方などを教えてくれるので価値観が定まっているという

印象です。一方、ここの点については日本は、各家庭、家族の習慣というレベルに

とどまっており、価値観というほどまで子どもたちには伝わっていないと思います。

親というより一人の人間として善悪をはじめ生き方の価値観をしっかりもつこと、

それを感じて子どもは尊敬する部分もあるでしょうし、だからこそ思春期にそれを

乗り越えたいとも思うのではないでしょうか?

ときどき目立った反抗期もなく素直でいい子です、とおっしゃる保護者の方もおられます

がそれを聞くと逆に不安を覚えるときがあります。大人になってから困るのではないかなと。

最後に親としては、まず基本的な生存的な欲求(食事や睡眠など)や安全の欲求を満たす

ような環境を整えてあげることは絶対に必要だという話がでました。全くその通りだと

思います。

 

○勉強がいやだという子どもに

話題は勉強をするのがいやだという子どもへどう対応するかという、普遍のテーマに

話題はうつりました。

この話題が出るたびに、勉強することは苦しくて嫌なことだというイメージをつくった

周りの大人に問題があると常々感じています。勉強という字がよくないですね。

「勉」のほうから説明しましょう。「勉」は「免(めん)」と「力」を合わせた字形。

「免」は子どもを産む「分娩(ぶんべん)」の意味と、「冑(かぶと)を免(ぬ)ぐ」と

いう2つの意味があるそうです。この「勉」の「免」の場合は「分娩」の意味のほうです。

本来、子どもを産む行為って苦しい部分もあるでしょうが喜びや幸せに満ち溢れた行為

なのではないでしょうか?苦しい部分だけにスポットがあたっている気がしてなりません。

「力」は農具の鋤(すき)のこと。「免」は分娩と同様に「俛(ふ)す」姿勢のことで、

農耕作業のときと似ている姿勢なのです。そこから農作業に「つとめる」ことを「勉」と

言うようになったそうです。

一時期、農業をするよりもサラリーマンになって大きな会社に入って・・・という価値観が

あったように思います。それは農業が経済的に苦しく、また作業も労力がかかるという意味が

あったからではないでしょうか?

そして「強」という字は、力や勢いがある、つよめるという意味もありますが

「無理に押し付ける」「しいる」という意味も含んでいます。

もう、「苦しいことを無理に押し付ける」という意味が勉強という字には完全に含まれて

ます。これでは、勉強を好きになるはずがありません。

本来、学=子どもに(計算などを)教える 習=鳥が何度も羽を動かして動作を繰り返すこと

学習、最初にお手本を教えて、練習してできるようになること。これだと思うのです。

できて褒められて嬉しい気持ちになって成長する。これが子どもにとって必要なことなのでは

ないでしょうか?まずはお母さん方、「勉強しなさい」という言葉を変えてみることからはじめて

みるといいと思います。「宿題して掛け算ができるようになろう」と声をかけてもらった方が

やる気になると思いませんか?

 

親の会では、子どものささいな様子や親の視点からみて気になることなど気がるに話合う場です。

来月は、2月1日(金)19時~ 熊本市総合体育館・青年会館研修室(砂取校前)です。

みなさんのご参加をおまちしております。

コメント:0

コメントフォーム
Remember personal info

トラックバック:0

このエントリーのトラックバックURL
http://terakko.org/hogosha/2013%e5%b9%b41%e6%9c%88%e3%80%80%e5%85%b1%e3%81%ab%e5%ad%a6%e3%81%b6%e8%a6%aa%e3%81%ae%e4%bc%9a%e3%80%80%e5%a0%b1%e5%91%8a/trackback
Listed below are links to weblogs that reference
2013年1月 共に学ぶ親の会 報告 from NPO法人フリースクール地球子屋

Home > 親の会 > 2013年1月 共に学ぶ親の会 報告

Return to page top