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-3月 ともに学ぶ親の会 報告

3月1日(金) 熊本市総合体育館・青年会館にてNPO法人フリースクール地球子屋主催の「ともに学ぶ親の会」を開催しました。全部で6名でした。さまざまなお話をしていただいたみなさまには、感謝いたします。

次回は、4月5日(金)19:00~21:00 4月より場所が変わります。
場所は、フリースクール地球子屋で行います。熊本市中央区国府1-23-3です。電車通りの国府電停からすぐの場所です。駐車場はコインパーキングをご案内いたします。
4月より学習会の形を少しだけ取り入れて行います。テキストなどはこちらで用意いたします。これまで通り、お気軽にご参加ください。 参加の連絡先はフリースクール地球子屋 096-363-7633です。よろしくお願いします。

以下は、その内容というよりそこで出たお話から代表の加藤ちひろが考えたことです。

3月 ともに学ぶ親の会

○子どもとの「つながり」をどうつくるか
 最近、葉っぱを売るおばあちゃんの仕掛け人、横石さんの話を聞いた。最初は大変苦労が多かったというお話とともに忘れられないのが、「あんたが、いなかったら私はこの仕事をやめる」とおばあちゃんたちに言われて泣いたという話だ。
絶対に私の見方になってくれる、と言い切れる人が周りにいるのだろうか?どうしたらそんな風に言える関係をつくることができるのだろうか?子どもの時期、特に10歳から20歳くらいまでの子どもたちには決定的に必要なものだとつくづく感じる。
 他者とのつながりをうまくつくることは、私たちの生活上でかなり難しいことの1つになっている。

想像してみてほしい。
子どもには家があり、家族がいる。ご飯をつくってくれる人もいるだろうし、忙しければお弁当を買って、あるいはレストランへ食べにいくこともできる。時間があれば、パソコンや携帯1つで音楽、映画、ゲームに世の中の情報やおしゃべりまで楽しめてしまう。なんとなくではあるが人とつながっている感じをもつこともできる。
 でも、本当の自分をそのまま受け入れてくれる人を感じることができるのだろうか。
お父さんは、仕事にある程度の時間とエネルギーをさかなければならない。家に帰ってまで誰かの心配りをしたいわけではなくて、安らぎたいのだ。また、子どもとうまく話ができるきっかけがない。「学校に行ってないんだって。じゃあ何してるんだ?」という感じのいい方になりがちだ。否定的。お父さんに面倒なこと、させるなよ。という印象をもってしまう。
お母さんは、心配してくれている。どこか病気じゃないのか、いじめられたのではないか、自分に悪いところがあったのかしらと。また学校とお父さんと子どもとに板挟みになってお母さん自身が心が折れそうな感じだ。子どもからみると(言っていいのかどうかわからないが)、すごくハラハラする。そして、言う言葉は「なんで学校に行きたくないの?行かないと・・・」と定型句になっている。勉強に遅れるとか高校に行けないとかそういうことしか言わないお母さんにはうんざりする。なんだよ、ちっともわかってくれないという気がする。
兄弟姉妹もなんだか冷たい。弟妹からは、ときどき「学校にいかなくてズルい」という視線が痛い。兄姉たちはしっかり学校へ行って卒業しているから、私の気持ちなんてわかってくれないだろうと思う。相談もしにくい。おじいちゃん、おばあちゃんは受け入れてはくれるかもしれない。しかし決定的な価値観が異なるので本音で話すことができない。
 友だちって何だろうと思う。なんだか自分のことばかりで相手のことなんてちっとも考えていないように思う。一緒に遊べば楽しいときもある。でも一緒にいると合わせてばかりでキツい時がだんだん多くなる。
 そんな風に考えてくると、自分って何だろうと思いめぐらす。誰かのために役立っているのかな?なんかそんな風に考えること、できないな。毎日、起きる、食べる、トイレに行く、お風呂に入る、テレビやPC、携帯で時間が過ぎていく、眠くなって寝る、そんな毎日を繰り返していると生きていていいのか、なんてふと頭によぎることもある。
 俺って、私ってダメな人間なんだなぁ、ってふと思ったりする。そんなこと思いたくなけれど毎日の現実がそうな風に語りかけてくる感じ、だ。

 子どもの心の中には、こんな明確に言葉化していないかもしれません。あくまで想像ですがあえて言葉にするとこんな感じでしょうか。
 こんな風に思い出したのは、いつからだろうか?3歳、4歳、5歳ころって思ってはいなかったはず。
 そこからもう一度、積み木を積むようにやってみよう。まずは赤ちゃんのように手を合わせていただきます。ごちそうさまが言えたら喜ぼう。1回だけじゃない、いつもできることを確かめよう。立つ、座る、寝転ぶ、投げる、飛ぶなんて動作を朝おきたらやってみよう。毎日できることを確かめよう。うん、できる。赤ちゃんのころから覚えてきたこと、ちゃんとできる。階段を上る、降りるはどうだろう、顔を洗う、着替える、歯を磨くって毎日できるかな。ちょっとハードルがあがったかもしれない。でもどうだろう。顔を洗った時の感情は?あなたはどう思った?スッキリした?さっぱりした?冷たい!と思った?心の中で思ったことを、鏡に向かって言ってみよう。そう、誰も変だとは思わないはずだ。みんな、そのくらいのこと思っているから。
そんな感じで感情を取り戻そう。よけいなことは考えず。嬉しかったら笑う。泣きたかったら泣く。苦しかったら苦しいって手足をバタバタしてみよう。あなたの感情は、あなたの個性、あなたそのものなのだから。
 できることを点検してみよう。こんな当たり前だと思っていることでも1つ1つできなかった時期からできるようになったんだよね。それはあなたの才能でもある。
 ここまではあなたが自分と話をしてみるってことの大切さを書きました。自分と話ができないと、他の人とも話はできないから。

 他の人とつながりたいと思っても、すぐにつながることはできないよね。つながりって時間がかかるものだとまずは知っておこう。どのくらいの時間がかかるかは人によって違うけれども、およそこんな感じだ。

3日間一緒にいると、「顔見知り(顔と名前は知っている人)」になったと思う。
3週間一緒にいると、「知り合い(お互い顔と名前はわかって、あいさつくらいできる人)」になったと思う。
3か月間一緒にいると、「友人、友だち」くらい言える関係になっているかもしれない。
1年間一緒にいると、「あの人のことはよく知っているよ」と言える関係になっているかもしれない。
3年間一緒にいると、「親友、仲間」と言える関係になっているかもしれない。

 「知り合い」から「友だち」になるかどうかは、あなたが相手を受け入れて、また相手があなたを受け入れてくれるかどうか、にかかっている。受け入れる、とは一緒に行動をしてくれるかどうかだ。だから一緒に何かをすることがとても大事なことなんだ。しかもそれは私も相手の人も両方が楽しいと思えること。やりたいことを各々が言っていたら、一人の方がいいやとなってしまう。だから最初はそんなに関心がなくっても、この人とだったら「一緒にやってもいいや」と思うことが大事。誘う時も同じで相手に無理やり自分のやりたいことを押し付けてはいけないよ。でも「やってみない?」「あなたと一緒にやってみたい」って誘ってみることはとても大切なこと。
 そうやってつながりという関係はつくっていくと上手くいくでしょう。

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