ともに育つ親の会 報告2

不登校となった子どもは、どういう状態になるのかということをみなさんに理解してほしいと思います。

大人ならだれでも仕事などのミスで怒られた経験はあるのではないでしょうか?
「何をやっているんだ!」
「どうして何度も繰り返すんだ!」
「本当に使えないな!」
上司は部下に、先輩は後輩に、大人が子どもに・・・どうでしょうか?生活の人間関係の中でこのように言われたことがある人は多いと思います。

そんな時、あなたはどんな気持ちになるでしょうか?
反発心を覚えることもあるでしょう。そのとおりだと受け入れてうなだれることもあるでしょう。いずれにせよ、自分を否定されたというある種の感情は、歯をくいしばり、全身に力を入れてガマンしていることでしょう。

そんな状態を思い出してください。不登校の子ども(特に初期)は、そんな状態が毎日毎日継続的に続いているといっても過言ではありません。自分を抑える気持ちが強く出ています。そして無意識のうちに力の入った状態が続くわけです。
よく不登校の子どもはエネルギーがなくなっていると言われますが、まさにガマンして硬直した筋肉をほぐすことなくずっと力んでいるわけですから疲れもすることでしょう。
顔のこわばり、肩や背中の構えや背中を丸くしておびえているような姿勢、何かを言うと体育座りのような恰好で固まってしまうことがありませんか?何か学校に行かないことを責めた時、頭を下げたままずっと押し殺したように沈黙をしていませんか?

学校でも、家庭でもこういう風に自分を理解する人がいない場合には、自分を自分自身が守っているわけです。
心と体はつながっています。一心同体とはこのことです。
不登校は心の問題とよく言われますが、同時に身体の問題でもあるということです。
いつもと違う表情をしていませんか?
変に力んでいませんか?
生活リズムが乱れていませんか?
食事がきちんととれていますか?
睡眠はいつもの時間によく眠れていますか?

子どもを受け入れましょうと言うと、何をすればいいですか?とおっしゃる保護者の方も多いのですが、以上のように生活や行動をよく観察すること、そこから子どもの状態がいろいろとわかるものです。

今の子どもの状態を観察して理解するようにしてみることから始めましょう。

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