ともに育つ親の会 11月

不登校になること。
それは親の視点に立てば、親に迷惑をかける悪い子となってしまうのではないでしょうか。
だから「どうして行けない・行かないのか?」と行けない・行かない原因を探しだし、再び登校できるようにすることが
親の役目だと考えてしまうのです。

そこには自分自身の記憶も強固に残っているはずですし、子どもは7歳になったら、公立か私立かいずれにしても学校に
行くのが当たり前だと学んでいるからです。

もちろん学校に通うことは、悪いことではありません。集団生活を通して社会の中での行動の仕方を身につけることも大切なことでしょう。
これまで人類が積み上げてきた知識・知恵を身につけることは、その子どもの未来を切り開く力となってくれることでしょう。

でもそれは総論としては、理解できることですが子どもに状態、おかれている状況は一人ひとり違うのです。
発達の仕方、学び方、興味・関心の度合い、得意・不得意など私たち大人も子どもみんな違うのです。
それを学校こそ唯一の場所かのように押し付けるのは、この豊かで先進国といわれる日本においては恥ずかしいことだと大人が気づく段階に来ています。

親は、学校に行くのが当たり前、だから登校するように言うかもしれません。
しかし子どもが学校に行けない・行かないというのであれば、悪い子と決めつけずに他の方法を一緒に考えてあげてほしいです。
学校に行けない・行かないというのも、理由はさまざまなのです。決して、サボたいとかワガママというだけでは片づけられない問題がその背景には
あるのです。

不登校は、私たち大人の側に当たり前って何だろうかともう一度考えるきっかけを与えてくれるものなのです。