コラム-学校をまわって(2007年4月)

昨年(平成18年)から、地球子屋の存在や活動内容をもっと学校の先生方に知ってもらうために、熊本市内及び市近郊郡部の小・中学校を中心に資料(リーフレット、地球子屋だより等)を配りながら広報活動を始めました。
 地球子屋の立ち上げ当初は学校側とのあまりの意識の違いからお互いを敵対視していたという話も聞きましたが、私が訪問をして直接話してみると、これだけ不登校問題が社会問題として大きくなり学校も苦慮している現在では、全てが好意的とは言えないまでも、この問題に少しでも役立てようと地球子屋からの情報を真剣に聞いてくれたり、実際に悩む子どもやその保護者に解決の糸口の一つとして地球子屋を直接紹介してくれたところもありました。
 もちろん公的機関においても不登校対策は採られていますが、単に不登校とは言ってもその原因は様々で、やはり公的機関だけでは子どもやその保護者に選択の幅が狭いように感じています。特に“いじめ”の問題ではテレビや新聞等で識者たちが述べているように、家庭や学校のほかにも子どもが安心して居られる“第3の居場所”が必要なはずです。社会がこれだけ複雑になった今こそ子どもの教育を学校だけに押し付けるのではなく、あらためて家庭はもちろん地域全体で受け止めてあげなければならないという認識を持つべきです。
 その役割を、ほんの少しかもしれませんが、第3の居場所として地球子屋が担えることを活動を通して理解してもらうために、これからも広報活動を続けて生きたいと思っています。

富永 敏和

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