不登校の理解と子どもへの対応方法

学校に行けない・行かないの子どもに対して、どう対応すればいいか?
その答えは、一言で言えばこうなります。

「不登校というものを理解し、その上で子どもとの関係を見直すこと」

不登校というものを、どう理解したらいいのか?
そして子どもとの関係をどう見直せばいいのか?そのヒントをまとめています。

1)地球子屋流子育て術 5段階20ステップ

学校に行けない・行かない子どもに対して、学校に以前は行けていたのだから「学校に行けるようになること」が目標だと学校の先生や保護者のみなさんは考えているのかもしれません。
そもそも「不登校」という言葉からして、登校していないという言葉ですから、登校することが問題解決だと勘違いをしやすいのです。
言葉をきちんと使わないと私たちは考え方からして間違ってしまうのです。
学校に行けるようになることを目標にしたらどうなるか、みなさんも予想がつくのではないでしょうか?

最初は、しぶしぶ学校に行っていたかもしれません。しかし腹痛や頭痛を訴えるようになり、朝起きることができなくなったりと心身の不調を訴えるようになるのです。学校を休むには体調不良しかないと子どもが思ってしまうからです。むりやり学校に行かせたら、子どもは病気になるしかないということで本当に病気になってしまいます。この状態を喜ぶご家族はいるのでしょうか?
行きたくないのでぐずぐずといつまでも用意や着替えをしなかったり、憂鬱そうな顔で「行きたくない」と言いだしたりします。いくら叱咤激励しても子どもはだんだん登校する力が弱くなってしまいます。
「先生、学校での様子はいかがですか?」
そう確認するご家族も多いことでしょう。だいたい決まってこんなセリフが帰ってきます。
「学校に来れば、普通に過ごしていますよ」「学校では友だちとも話せているし元気そうです」

ああ、やっぱり我が子はサボりたいだけなんだ、行けさえすればいいんだから行かせないといけないとますます強くご家族は思います。
でも本当は、違います。学校では、元気そうに振る舞っているだけなのです。そうしないと友だちから嫌われるし、雰囲気を悪くなってしまうのを避けたいからです。とても頑張って振る舞った結果、家ではますます元気を失って疲れていきます。
言うことを聞かない子どもには、力づくででも言うことを聞かせる、それが親の躾!親のふんばりどころとばかりに強引に起こして、無理やり登校が始まります。

なんで僕(わたし)のことを分かってくれないのか。そんな悲痛な心の叫びがあるのですがご家族のあまりの必死さに言うこともできません。
そんな攻防が続いて、やがてベッドから起きられなくなってしまうのです。

不登校の原因は100人いれば100通りの原因があるものですが、原因ではなく子どもの状態に着目すれば、ほぼ共通して疲れ、ストレスの蓄積があることは間違いないのです。

 

2)フリースクール地球子屋が着目したのは「疲労」

地球子屋流子育て術5段階20ステップをまとめることができたのは、20数年間、学校に行けない・行かない子どもたちを見続けてきたからです。つまり子どもたちに教えてもらったといっても過言ではないでしょう。
半年から1年間くらいをかけて5段階20ステップを実践すれば、親子の関係が変わり、子ども本来もつ元気さを取り戻してくるでしょう。
そうなった時、選択肢はいくつか考えられます。学校でもよいですし、家庭で過ごすでもよいですし、フリースクールなどに通う、塾や習い事に通うなどです。15歳までの過ごし方は学校だけではない、今や日本国が法律としてそのように定めました(多様な学び保障法)。

でも心身が疲労困憊であればまずは、回復をしないと何もできませんよね。
「元気があれば何でもできる!」
この猪木さんの言葉は、不滅なのです。元気で健康だからこそ次の行動ができるのです。

3)家庭でできる地球子屋流子育て術5段階20ステップ、しかしそこから先は家庭ではできないこともある

元気になった子どもが本当に元気のまま発育し成長していくのは、はたして学校だけなのか。そういう事を考えていった場合、1つの選択肢としてフリースクールがあります。今や熊本県内だけでもいくつかのフリースクールがあり、選択できる環境になってきています。

フリースクール地球子屋は、熊本で最も早くから保護者の手でできたところです。保護者のみなさんの互助の精神によって20数年間続けることができました。
21世紀の時代を生き抜く力をつける健康科学、最新の教育理論を学び続けているからこそ、すべての子どもたちを社会へと送り出しすことができたと自負しています。
元気になる前、そしてその後もフリースクール地球子屋とともに歩んでいきませんか?

NPO法人フリースクール地球子屋 代表 加藤